ジャスミーが長野県のカーボンクレジットプロジェクトにシステム提供、地域循環型の環境価値創出へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ジャスミーが長野県のカーボンクレジットプロジェクトにシステム提供、地域循環型の環境価値創出へ

PR TIMES より


記事の要約

  • ジャスミーが長野県のカーボンクレジットプロジェクトにシステム提供
  • 県内由来のカーボンクレジットをデジタル化し地域還元を実現
  • 2025年4月22日からサービス運用開始予定

地域循環型カーボンクレジットシステムの提供開始

ジャスミー株式会社は長野県と東京海上日動火災保険が進める「わがまちカーボンクレジットNAGANOプロジェクト」にシステム提供者として参画することを2025年3月18日に発表した。このプロジェクトは長野県由来のカーボンクレジットをデジタル化し、県内の企業や個人が手軽に活用できる仕組みを構築するものである。[1]

ジャスミーは独自のブロックチェーン技術を活用し、地域向けカーボンクレジット取引所システム「わがまちカーボンクレジット」をプロジェクトのデジタルインフラとして提供している。このシステムによって、県民は環境への貢献を可視化でき、クレジットを活用した割引や特典を受けられるようになるだろう。

プロジェクトには東京海上日動火災保険株式会社やTOSYS、日本旅行なども参画しており、企業のESG経営強化や地域社会の持続可能な発展に寄与する。また将来的には長野県以外の自治体とも連携し、全国各地での展開を目指している。

わがまちカーボンクレジットNAGANOの概要

項目 詳細
運用開始予定日 2025年4月22日(アースデイ)
提供システム わがまちカーボンクレジット(ブロックチェーン技術活用)
対象地域 長野県内
参加企業 ジャスミー、東京海上日動火災保険、TOSYS、日本旅行
期待される効果 環境貢献の可視化、ESG経営強化、地域経済の持続的発展

カーボンクレジットについて

カーボンクレジットとは温室効果ガスの排出削減量や吸収量を定量化し、取引可能な形にしたものであり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 温室効果ガスの排出削減や吸収の取り組みを数値化して証明
  • 排出権取引市場での売買が可能
  • 企業のカーボンニュートラル達成に活用可能

長野県の「わがまちカーボンクレジットNAGANO」では、Jクレジットに加えてボランタリークレジットの活用も検討されている。これにより地域の環境保全活動が経済価値を持ち、持続可能な地域づくりに貢献することが期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ジャスミー、長野県の「わがまちカーボンクレジットNAGANO」プロジェクトへシステムを提供 | ジャスミー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000025296.html, (参照 25-03-20).
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