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公開：2025-03-27

IDCフロンティアがIDCFクラウド バックアップを提供開始、VeeamとWasabiの技術で高速かつ堅牢なバックアップを実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• IDCフロンティアがIDCFクラウド バックアップを提供開始
• VeeamとWasabiの技術を組み合わせた高速バックアップを実現
• 仮想マシン単位とファイル単位のバックアップに対応

IDCFクラウド バックアップの特長と提供内容

IDCフロンティアは国内最大級の国産パブリッククラウド「IDCFクラウド」において、新サービス「IDCFクラウド バックアップ」を2025年3月26日より提供開始した。VeeamソフトウェアのBaaSソリューションとWasabi Hot Cloud Storageを組み合わせることで、高速かつ堅牢なバックアップ機能を実現している。^[1]

新サービスの主な特長として、仮想マシン単位とファイル単位での柔軟なバックアップとリストアに対応し、増分バックアップによってバックアップ時間の短縮と容量の節約を実現している。さらにバックアップデータは設定期間内での変更・削除が不可能となっており、ランサムウェア対策としても有効な機能を備えている。

管理機能面では、IDCFクラウドのコンソールからGUIで直感的なバックアップとファイルリストア操作が可能となっている。対象はIDCFクラウドに限らず、他社クラウドやオンプレミス環境のバックアップにも対応しており、ストレージは実際の使用量に応じた課金体系を採用することでリザーブコストを不要としている。

IDCFクラウド バックアップの仕様まとめ

IDCFクラウド バックアップの詳細はこちら

イミュータブルストレージについて

イミュータブルストレージとは、一度書き込まれたデータの変更や削除を特定の期間において禁止する機能を持つストレージシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 指定期間中のデータ改ざんや削除を完全に防止
• ランサムウェア攻撃からバックアップデータを保護
• コンプライアンス要件への対応を支援

IDCFクラウド バックアップでは、イミュータブルストレージ機能を実装することで、バックアップデータの完全性を確保している。この機能により、ランサムウェア攻撃などによるデータの改ざんや削除のリスクから重要なバックアップデータを保護し、確実なデータリカバリーを実現できる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「IDCフロンティア、「IDCFクラウド バックアップ」を提供開始 | 株式会社IDCフロンティアのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000055923.html, (参照 25-03-27).
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