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公開：2025-03-28

FENNELとデジタルハーツがeスポーツ産業発展に向けた戦略的パートナーシップを締結、ゲーム人材育成の強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• FENNELとデジタルハーツが戦略的パートナーシップを締結
• eスポーツ産業の発展とゲーム人材育成が目的
• デジタルハーツの資本参加を含む包括的な提携

FENNELとデジタルハーツが戦略的提携でeスポーツ産業の発展へ

プロeスポーツチームを運営する株式会社FENNELは、株式会社デジタルハーツホールディングスとeスポーツ産業の発展及びゲーム人材の育成を目的とした戦略的パートナーシップを2025年3月27日に締結した。デジタルハーツホールディングスは約8,000名のゲーム好きなテスターを抱え、ゲームデバッグ事業を中心としたサービスを展開している企業である。^[1]

世界のeスポーツ市場は年成長率20％超で拡大を続けており、10年後には100億ドルを超える規模になることが期待されている。国際オリンピック委員会は2027年にオリンピック・eスポーツ・ゲームズの開催を予定しており、eスポーツは世界規模での盛り上がりを見せているのだ。

FENNELは2019年の設立以来、6つのeスポーツタイトルで部門を保有し、VALORANT部門での国内2度の優勝やPokémon UNITE部門での世界一達成など、国内最高水準の競技成績を収めている。YouTubeの総再生回数は7億回を超え、SNS総フォロワー数は480万人に達する強固なファンベースを構築している。

戦略的パートナーシップの概要

eスポーツについて

eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略称で、コンピューターゲームを使用して複数のプレイヤーで競い合う競技のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 年齢や性別、体力差などに関係なく誰でも参加可能
• オンラインを通じて世界中の選手と競争できる
• 視聴者とのインタラクティブな交流が可能

eスポーツは従来のスポーツの枠を超え、エンターテインメントとしての側面も持ち合わせている。特にZ世代を中心に音楽やファッションなど新たな文化や価値観を創出しており、企業ブランディングやマーケティングの新たな展開先としても注目を集めている。

FENNELとデジタルハーツの戦略的パートナーシップに関する考察

両社の提携により、FENNELはデジタルハーツの持つゲーム開発支援のノウハウとテスターネットワークを活用することで、より質の高いeスポーツコンテンツの提供が可能になるだろう。デジタルハーツにとってもeスポーツ市場への本格参入により、新たな事業展開とZ世代へのリーチ拡大が期待できる。

eスポーツ産業の急速な成長に伴い、人材育成や競技環境の整備が課題となっているが、両社の強みを活かした取り組みにより、これらの課題解決が加速する可能性が高い。特にFENNELのアカデミー事業とデジタルハーツの人材育成ノウハウの融合は、業界全体の発展に寄与するだろう。

今後は両社の協業を通じて、eスポーツの競技性向上だけでなく、新たなエンターテインメント価値の創出も期待される。特にZ世代向けのマーケティングやブランディング、さらには企業のeスポーツ部創設支援など、多様なビジネス展開の可能性が広がっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「プロeスポーツチームFENNEL、デジタルハーツホールディングスとeスポーツ産業の発展及びゲーム人材の育成を目的とした戦略的パートナーシップに合意 | 株式会社Fennelのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000069446.html, (参照 25-03-28).
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