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公開：2025-03-28

サイバーステップがXR/VR、音楽、イベント事業の子会社3社を新設し、エンターテインメント領域の事業拡大へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• サイバーステップが子会社3社を新規設立へ
• XR/VR、音楽関連、イベント関連の各事業に特化
• 新規事業展開による収益基盤の拡大を目指す

サイバーステップの子会社3社新設による事業拡大戦略

サイバーステップは2025年4月より、XR/VR事業、音楽関連事業、イベント関連事業に特化した子会社3社を新規設立することを2025年3月26日に発表した。新設される子会社は、エンビジョン株式会社、サイバーステップリズム株式会社、サイバーステップオーロラ株式会社の3社であり、それぞれが異なる事業領域で展開を進めていく予定だ。^[1]

エンビジョン株式会社はVRやARなどの最先端技術を活用し、日本の文化やアニメ・漫画・ゲーム作品などのIPを組み合わせたコンテンツ制作やバーチャルイベントの運営を担当する予定となっている。グローバルな展開を視野に入れ、新たな収益モデルの確立を目指すことになるだろう。

サイバーステップリズム株式会社は音楽出版やレーベル運営を手掛け、サイバーステップオーロラ株式会社はイベントの企画運営を担当することになっている。3社の代表取締役社長には佐藤類氏が就任し、東京都杉並区和泉1-22-19に本社を構える予定となっているのだ。

新設子会社3社の概要まとめ

XR/VRについて

XR/VRとは、XRが「Extended Reality（拡張現実）」の略で、VRやARなどの現実を拡張・変容する技術の総称であり、VRは「Virtual Reality（仮想現実）」の略として知られている。これらの技術に関して、以下のような特徴が挙げられる。

• 現実世界とデジタル世界を融合させる革新的な技術基盤
• 没入感の高いインタラクティブなコンテンツ制作が可能
• 教育、エンターテインメント、ビジネスなど幅広い分野での活用

エンビジョン株式会社は、このXR/VR技術を活用して日本の文化やIPを組み合わせた新しいエンターテインメント体験を提供することを目指している。バーチャルイベントの企画・運営を通じて、従来にない形でのコンテンツ体験を実現することが期待されているのだ。

サイバーステップの子会社設立戦略に関する考察

サイバーステップによる3つの子会社設立は、既存のオンラインゲーム事業とエンターテインメント事業の知見を活かしつつ、新たな市場への展開を図る戦略的な動きとして評価できる。特にXR/VR事業は、技術革新とデジタルコンテンツの融合による新しい体験の創出を可能にし、グローバル市場での競争力強化につながるだろう。

音楽関連事業とイベント関連事業の展開においては、マーチャンダイジング事業で培ったIP活用のノウハウが重要な強みとなる。各子会社間の連携によるシナジー効果の創出が期待されるが、異なる事業領域でのマネジメントや人材確保が課題となる可能性があるだろう。

今後は各事業における収益モデルの確立と、グローバル展開に向けた体制整備が重要となってくる。特にXR/VR事業においては、技術進化のスピードに追従しつつ、日本のカルチャーコンテンツの特徴を活かした独自のポジショニングの確立が求められるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「サイバーステップ、さらなる事業拡大を目指し子会社を3社新規に設立。 | サイバーステップ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000113626.html, (参照 25-03-28).
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