DX

ディーエックス

公開：2025-04-03

SBSロジコムがロジザードZEROを全国700拠点以上に導入、リアルタイムな在庫管理と業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SBSロジコムがロジザードZEROを導入し10社以上で運用開始
• リアルタイムな在庫情報共有と作業効率化を実現
• 荷主企業に対する柔軟な対応が可能に

SBSロジコムによるロジザードZERO導入と効果

ロジザード株式会社は、クラウド型倉庫管理システム「ロジザードZERO」をSBSロジコム株式会社が採用し、全国700拠点以上で運用を開始したことを2025年4月2日に発表した。SBSロジコムではBtoC需要の増加に伴い従来システムでの多様な荷主企業への対応が課題となっていたが、ロジザードZEROの導入により解決を図ることができた。^[1]

ロジザードZEROの導入により、荷主企業はIDを付与された管理画面から在庫状況や作業進捗をリアルタイムに確認することが可能となり、データ分析まで実施できる環境が整備された。システム構築における莫大な費用負担を避けながら、効率的な在庫管理を実現できる点が高く評価されている。

SBSグループは過去10年で売上が1500億円から4400億円へと急成長を遂げており、SBSロジコムはグループの中核企業として物流改善を通じた業務効率化を推進している。ロジザードZEROの導入は、物流の効率化を通じて荷主企業や社会全体の改善に寄与するという同社のミッションと合致している。

ロジザードZERO導入の概要

導入事例の詳細はこちら

クラウド型WMSについて

クラウド型WMS（Warehouse Management System）とは、倉庫内の在庫管理や入出荷業務を効率化するためのクラウドベースの管理システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• インターネット経由でリアルタイムな在庫管理が可能
• 初期投資を抑えた導入とスケーラブルな運用
• 多拠点・多企業間での情報共有の実現

クラウド型WMSの導入により、倉庫業務の効率化だけでなく、取引先との情報共有や業務の透明性向上にも大きく貢献している。物流業界のデジタル化が進む中、特に3PL事業者にとってクラウド型WMSは業務効率化と顧客サービス向上の両立を実現する重要なツールとなっている。

ロジザードZEROの導入に関する考察

ロジザードZEROの導入によって実現されたリアルタイムな在庫情報共有は、荷主企業とSBSロジコムの双方にとって業務効率化の大きな転換点となっている。特にBtoC需要の増加に伴う多様な荷主企業への対応という課題に対して、クラウドベースのシステムならではの柔軟性と拡張性が効果を発揮している。

今後の課題として、さらなる物流業界のデジタル化に向けて、AIやIoTなどの先端技術との連携が重要になってくるだろう。また、データ分析機能の強化により、より精緻な在庫管理や需要予測が可能となれば、サプライチェーン全体の最適化にも貢献できる。

物流業界におけるDXの進展に伴い、クラウド型WMSの重要性は一層高まることが予想される。ロジザードZEROには、単なる在庫管理システムを超えて、物流業界全体のデジタル化を牽引するプラットフォームとしての発展が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「SBSロジコムが「ロジザードZERO」を導入し10社以上の荷主企業で運用開始！ | ロジザード株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000268.000014943.html, (参照 25-04-03).
2592

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧