ローソン銀行ATMが高知県のデジタル地域通貨ジモッペイに対応、全国13,500台以上で24時間チャージ可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ローソン銀行は高知信用金庫と提携し、デジタル地域通貨「ジモッペイ」へのATMチャージサービスを2025年4月7日より開始した。全国のローソン店舗などに設置された13,500台以上のATMで24時間365日チャージが可能となり、利用者の利便性が大幅に向上している。^[1]

ジモッペイは高知県内の小売店や飲食店、タクシー会社など2,800を超える加盟店で利用できるデジタル地域通貨であり、スマートフォンアプリを通じてキャッシュレス決済やユーザー間送金が可能となっている。フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用したサービスだ。

今回のサービス提携により、ローソン銀行ATMで現金チャージが可能なデジタル地域通貨は5通貨となった。同行はATMのサービス拡充と提携先の拡大を通じて、更なる利便性向上に取り組んでいく方針である。

デジタル地域通貨とは、特定の地域内で使用できる電子マネーの一種であり、地域経済の活性化を目的としている。以下のような特徴がある。

MoneyEasyプラットフォームを活用したジモッペイは、高知県内での利用に特化したデジタル地域通貨として、地域住民の利便性向上に貢献している。ATMからの現金チャージ機能の追加により、より幅広い層での利用が期待されている。

ローソン銀行ATMでのチャージ対応は、デジタル地域通貨の普及における重要なマイルストーンとなっている。全国展開されているコンビニATMでのチャージが可能になることで、地域住民の利便性が大幅に向上し、デジタル地域通貨の利用促進につながるだろう。

今後の課題として、高齢者などデジタル機器の操作に不慣れな層への対応が挙げられる。ATMでのチャージ手順の簡略化や、ユーザーインターフェースの改善により、より多くの利用者の獲得が期待できるだろう。

将来的には、他の地域通貨との連携や、観光客向けのサービス展開も検討の余地がある。地域経済の活性化と観光振興の両面で、デジタル地域通貨の果たす役割は今後さらに重要になっていくはずだ。

^ PR TIMES. 「ローソン銀行ATMから高知県のデジタル地域通貨「ジモッペイ」への現金チャージが可能に | 株式会社ローソン銀行のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000038381.html, (参照 25-04-07).

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