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公開：2025-04-12

Geoloniaが公開型GIS「スマートマップ」を提供開始、焼津市で本格導入し自治体DXを推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• GeoloniaがクラウドGIS「スマートマップ」を提供開始
• 焼津市で「スマートマップ焼津」を本格導入
• 地理情報を住民へオンラインで視覚的に提供

公開型GIS「スマートマップ」による自治体DXの実現

株式会社Geoloniaは自治体の地理空間データを活用した住民向け情報公開ツールとして、公開型GIS「スマートマップ」のサービス提供を2025年4月10日に開始した。静岡県焼津市では同サービスを利用した「スマートマップ焼津」を2025年4月1日より本格導入しており、住民サービスの向上と行政DXの推進を同時に実現している。^[1]

スマートマップは防災・福祉・都市計画・教育などの地理情報を住民へわかりやすく届けるクラウド型GISサービスとして開発された。専門的な操作や高額な導入コストを必要とせず、自治体業務と住民サービスの見える化を即座に実現できるため、自治体DXの第一歩として期待されている。

従来は紙の地図や窓口での対応で提供していた避難所や用途地域、学区などの地域情報を、スマートフォンやパソコンでいつでも確認できるようになることで、行政と住民の距離が近づく。庁内の情報共有と市民からの問い合わせ対応の効率化により、業務改善と住民サービスの向上を実現できる。

スマートマップの機能まとめ

スマートマップの詳細はこちら

地理空間データ連携基盤について

地理空間データ連携基盤とは、様々な組織の異なるシステムにあるデータを取り込み、高速で機械判読可能なデータに変換・可視化し、API配信するシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 異なるシステム間でのデータ連携を実現
• データの高速処理と機械判読性を確保
• APIによる効率的なデータ配信が可能

地理空間データ連携基盤は内閣府のスマートシティリファレンスアーキテクチャの一部として定義されており、スマートシティの実現に重要な役割を果たす。スマートマップではこの基盤との連携機能を備えることで、都市計画や防災、環境、観光など様々な分野でのデータ活用を可能にしている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「住民サービスを“地図”から進化させる、公開型GIS「スマートマップ」提供開始 | 株式会社 Geolonia のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000060265.html, (参照 25-04-12).
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