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公開：2025-04-12

トリニティ・テクノロジーが電力データを活用した見守りシステム「おひさぽコネクト」をリリース、高齢者の健康管理機能も追加予定

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• トリニティ・テクノロジーが見守りシステム「おひさぽコネクト」をリリース
• 電力使用データを活用した異常検知で安定した見守りを実現
• フレイルやMCIの早期兆候検知機能の追加を予定

トリニティ・テクノロジーの新サービス「おひさぽコネクト」発表

トリニティ・テクノロジー株式会社は、ウェルモ社及び岩谷産業と連携し、電力使用状況データを活用した見守りシステム「おひさぽコネクト」を2025年4月10日にリリースした。従来の人感センサーによる見守りサービスでは夏場の高温時のセンサー誤作動や設置場所の制限という課題が存在していたが、電力データの活用によりこれらの問題を解決している。^[1]

トリニティ・テクノロジーは、頼れる家族がいない高齢者向けに見守りから身元保証、財産管理、死後事務まで包括的なサポートを提供する「おひさぽ」サービスを展開している。単身又は夫婦のみの高齢者世帯は2021年時点で1,500万世帯を超え、そのうち約270万世帯が子供のいない高齢者世帯であり、このような社会課題への対応が求められている。

今後は電力データのより詳細な分析により、フレイル（加齢に伴う心身の衰え）やMCI（軽度認知障害）などの早期兆候を検知する機能の追加を予定している。これにより「万が一に備える見守り」から「日々の健康を支える見守り」へとサービスの進化を目指すことになった。

おひさぽコネクトのサービス概要

おひさぽの詳細はこちら

フレイルについて

フレイルとは、加齢に伴う心身の衰えを指す医学用語であり、以下のような特徴が見られる状態のことを示している。

• 身体機能や認知機能の低下が進行している状態
• 健康な状態と要介護状態の中間に位置する段階
• 適切な介入により機能回復が期待できる可逆的な状態

電力使用データの分析によってフレイルの早期兆候を検知することは、高齢者の生活パターンの変化を捉えることで可能となる。おひさぽコネクトは電力データを活用することで、従来の見守りシステムでは把握が困難だった生活習慣の変化を検知し、早期のフレイル予防に貢献することが期待されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「トリニティ・テクノロジー、新サービス「おひさぽコネクト」をリリース～電力データを活用した見守りシステム～ | トリニティ・テクノロジー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000077937.html, (参照 25-04-12).
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