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公開：2025-04-18

point 0 committeeが空間分析サービスCOCOSTATを開発、丹青社が提供開始でオフィス空間の活用効率が向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• point 0のコンソーシアムでCOCOSTATが開発完了
• 丹青社が人流分析サービスを2025年4月から提供開始
• point 0 marunouchiで100件以上の実証実験を実施

point 0 committeeでの空間分析ソリューション開発

株式会社point0が運営する協創型コンソーシアム「point 0 committee」の参画企業である株式会社丹青社が、新たなデータ検知・分析サービス「COCOSTAT」を2025年4月17日より提供開始した。point 0 committeeは現在14社が参画しており、コワーキングスペース「point 0 marunouchi」において100件以上の実証実験を行い、20件を超える製品・サービス化を実現している。^[1]

COCOSTATは配線不要の赤外線センサーを活用することで、個人を特定せずに空間内の人数・人流を検知し分析するサービスとなっている。2023年8月から2024年2月にかけて、point 0 marunouchiのオープンスペースおよび会議室において、丹青社、アサヒビール、TOA、パナソニックの4社による実証実験が実施された。

実証実験では、オープンスペース内のカフェ前ドリンクエリアを対象に、サイン・装飾、香り、音響・照明等の効果を段階的に検証した。空港ラウンジをイメージした落ち着いたデザインに改装した結果、改装前と比較して平均約1.7倍の滞在人数増加を記録することに成功している。

COCOSTATの実証実験結果まとめ

point 0 marunouchiの詳細はこちら

空間データ分析について

空間データ分析とは、物理的な空間内での人々の行動や移動パターンを定量的に計測・分析する手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• センサー技術による非接触での人流計測が可能
• プライバシーに配慮した匿名データの収集
• 施設運営の効率化や利用者体験の向上に活用

point 0 committeeでは、空間データ分析を活用してオフィス空間の価値向上を目指している。COCOSTATによる人流データの収集・分析により、より効果的な空間デザインや設備配置が可能となり、働く人々のコミュニケーション活性化や生産性向上につながることが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「協創／共創のためのコンソーシアム『point 0 committee』を通じた新サービスの提供開始 | 株式会社point0のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000054884.html, (参照 25-04-18).
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