ハードウェア

HARDWARE

公開：2025-04-22

ユリ電気商会がOPIE '25でマルチスペクトラムカメラを展示、画像処理の高度化に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ユリ電気商会がOPIE '25に出展予定
• マルチスペクトラム分光ソリューションを展示
• 新開発のUVCカメラなど多彩な製品を紹介

ユリ電気商会のOPIE '25出展によるマルチスペクトラムソリューション展開

株式会社ユリ電気商会は2025年4月23日から25日にかけて、パシフィコ横浜で開催されるOPIE '25への出展を発表した。ピュアスペクトラ社のプリズム分光モジュールを活用した新開発のUVCカメラをはじめ、画像処理に付加価値を与えるマルチスペクトラムソリューションを中心とした展示を予定している。^[1]

新製品として可視光/SWIR 2波長マルチスペクトルカメラYDS-PS050-USBを出展することが決定しており、USB3.0インターフェースによる高速な映像出力や外部トリガー機能を実装することで、多様なアプリケーションへの対応を可能にしている。専用ビューアーソフトとコントロールソフトにより、PC接続での映像取り込みを容易に実現できる設計となっている。

また、オムロンセンテックの500万画素3CMOSカラーカメラSTC-STS502CXP122やNEDの4000万画素3ラインカラーカメラなど、高性能な画像処理製品も展示予定だ。これらの製品は電子部品検査から食品・薬品検査まで幅広い用途に対応し、検査精度の向上に貢献することが期待されている。

OPIE '25展示製品まとめ

OPIE '25の詳細はこちら

マルチスペクトルカメラについて

マルチスペクトルカメラとは、複数の波長帯域の光を同時に撮影できる特殊なカメラシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 可視光からSWIRまで幅広い波長帯域をカバー
• 高精度な色彩検査や材質判別が可能
• 産業用検査から研究開発まで幅広く活用

マルチスペクトルカメラは従来の単一波長カメラでは検出が困難だった対象物の特性を可視化することができ、品質管理や検査工程での活用が期待されている。特にピュアスペクトラ社のプリズム分光モジュールを組み込んだシステムは、高い色再現性と設置の自由度を実現し、様々な産業分野での応用が可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「OPIE '25 にて、画像処理に付加価値を与えるマルチスペクトラム分光ソリューションをテーマとした製品を展示いたします！ | 株式会社ユリ電気商会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000125676.html, (参照 25-04-22).
2147

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ハードウェア」に関するコラム一覧「ハードウェア」に関するニュース一覧