公開:

ABERLINK社がABERLINK3D V4.23をリリース、5軸プローブヘッドPH20対応で測定効率が向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ABERLINK社がABERLINK3D V4.23をリリース、5軸プローブヘッドPH20対応で測定効率が向上

PR TIMES より


記事の要約

  • ABERLINK3D V4.23が新機能を追加してリリース
  • PH20プローブヘッドやCNCライトボックス制御に対応
  • 検査リビジョンログやFulcrumの新機能を搭載

ABERLINK3D V4.23の新機能とFulcrumの特徴

株式会社システムクリエイトは、英国の三次元測定機メーカーABERLINK社が開発した測定ソフトウェアABERLINK3D V4.23を2025年4月21日にリリースしたことを発表した。新バージョンでは5軸プローブヘッドPH20のサポートやカメラシステム用CNCライトボックス制御機能が追加され、ディスクスタイラスの自動キャリブレーション機能も実装されている。[1]

システムクリエイトが国内総代理店を務めるABERLINK社のFulcrumは、3つの回転軸設計を採用することで作業現場の工作機械近くでの使用を可能にした革新的な手動CMMとなっている。スペース効率の高い卓上設計により、部品の加工直後の検査が容易になり、加工プロセスへの迅速なフィードバックを実現することが可能だ。

Fulcrumの操作性に関して、シンプルなユーザーインターフェイスと豊富な機能を組み合わせた設計により、操作経験のないユーザーでも電源投入から数分以内に部品測定を開始することができる。また、STEP入出力機能によってCADモデルとの比較が可能になり、初回検査や小ロット品質管理などの用途に適している。

ABERLINK3D V4.23とFulcrumの機能まとめ

項目 詳細
本体サイズ X:335 Y:830 Z:725 mm
容積精度 X:280 Y:280 Z:150 mm
解像度 (5.0 + L/1000)µm
動作温度 5 - 45°C(最適温度:18 - 22°C)
主な新機能 5軸プローブヘッドPH20、CNCライトボックス制御、ディスクスタイラス自動キャリブレーション
システムクリエイトの詳細はこちら

三次元測定機について

三次元測定機とは、物体の三次元的な形状を高精度に測定するための装置であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • X軸、Y軸、Z軸の3方向の座標値を測定可能
  • 高精度な寸法測定と形状評価が実現可能
  • 製造業における品質管理に不可欠なツール

三次元測定機は工業製品の品質管理において重要な役割を果たしており、ABERLINKのFulcrumは特にスペース効率と操作性を重視した設計となっている。手動での測定作業を効率化し、製造現場での迅速な品質チェックを可能にすることで、製造プロセスの改善に貢献することができる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「英国の三次元測定機メーカー ABERLINK社の測定ソフトウェア ABERLINK3D V4.23 をリリース! | 株式会社システムクリエイトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000291.000140772.html, (参照 25-04-22).
  2. 2362

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ソフトウェア」に関するコラム一覧「ソフトウェア」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
ソフトウェアに関する人気タグ
ソフトウェアに関するカテゴリ
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。