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HARDWARE

公開：2025-04-22

株式会社lifeearが3DプリントイヤホンのOEM事業を開始、有線・ワイヤレス2WAY対応の製品ラインナップで柔軟な製造体制を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 株式会社lifeearが3Dプリント専門イヤホンのOEM事業を開始
• 有線・ワイヤレス2WAY対応の「Duo」をOEMモデルとして展開
• 7月に新モデル「Nova」のリリースを予定

LIFEEARブランドの3DプリントイヤホンOEM事業が本格始動

株式会社lifeearは3Dプリント技術と独自の音響設計ノウハウを活用し、有線およびワイヤレスイヤホンのOEM受注を2025年4月より本格的に開始した。世界初となる有線・ワイヤレス2WAY対応のカスタムIEM「Duo」をOEMモデルとして展開し、1点からの少量生産と短納期での対応を実現している。^[1]

LIFEEARの特許技術であるフェイスプレートシステムにより、イヤホン表面のデザインパーツを無限に交換することが可能となっている。本体カラーの選択とフェイスプレートデザインを自由に組み合わせることで、数万通りものデザインカスタムを実現し、2025年4月時点で100種類以上のデザインを提供している。

また、7月には有線専用モデル「Nova」のリリースを予定しており、税込16,800円での販売を開始する。Novaはハイブリッド型ドライバー構成を採用し、フェイスプレート交換システムを継承しながら1点からのオリジナルデザインでのOEM対応を可能としている。

LIFEEAR OEMサービスの特徴まとめ

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カスタムIEMについて

カスタムIEMとは、In-Ear Monitor（インイヤーモニター）の略称で、主にプロのアーティストが使用する高音質イヤホンのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 個人の耳型に合わせたオーダーメイド設計
• 高音質かつ優れた遮音性能を実現
• 長時間の装着でも快適な装着感を提供

従来のカスタムIEMは個人の耳型に合わせて製作されるため、高価格かつ納期に時間がかかることが一般普及の障壁となっていた。LIFEEARは3Dプリント技術と独自の生産技術により、手頃な価格帯と短納期でのカスタムIEM提供を実現している。

LIFEEARの3DプリントイヤホンOEM事業に関する考察

3Dプリント技術を活用したイヤホン製造は、従来の量産型モデルでは実現できなかった柔軟な少量生産を可能にしている。特にアーティストグッズやブランドコラボレーション向けの展開において、デザインの自由度と短納期という特徴は大きな競争優位性となり得るだろう。

今後の課題として、3Dプリント製造における品質の安定性や大量受注時の生産能力の確保が挙げられる。これらの課題に対しては、製造プロセスの自動化やプリンター設備の増強、品質管理システムの強化などが有効な解決策となるだろう。

将来的には、耳型データのデジタル化やAIを活用したフィッティング最適化など、さらなる技術革新が期待される。また、サステナビリティの観点から、使用済みイヤホンのリサイクルシステムの構築も重要な検討課題となってくるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「3Dプリント専門イヤホン「LIFEEAR」OEM事業本格始動 | 株式会社lifeearのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000152895.html, (参照 25-04-22).
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