トビラフォンモバイルが警察詐欺対策機能を追加、末尾0110の国際電話番号を自動で警告・拒否可能に

PR TIMES より
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記事の要約
- トビラフォンモバイルに警察詐欺対策機能を追加
- 末尾「0110」の国際電話番号を自動検知し警告・拒否
- 2024年の特殊詐欺被害額は371億円に達する
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トビラフォンモバイルの新機能による警察詐欺対策強化
トビラシステムズは迷惑電話・迷惑SMS対策アプリ「トビラフォンモバイル(Android版)」において、警察官を装う特殊詐欺への対策機能を2025年4月24日より提供開始した。この新機能では末尾が「0110」の国際電話番号を自動で検知し、警告表示または着信拒否が可能となっている。[1]
警察庁の発表によると、警察官等を装い捜査名目で現金をだまし取る「オレオレ詐欺(その他の名目)」による2024年の被害額は371億円に達しており、30代から50代での被害が増加している。トビラシステムズの調査では、2024年6月から2025年3月にかけて、末尾が「0110」の国際電話番号からの着信件数が約850倍に増加したことが判明した。
警察庁の発表では、2024年のオレオレ詐欺における携帯電話への架電割合が前年から約30%増加しており、犯人が携帯電話に架電してメッセージアプリに誘導しビデオ通話を要求する手口が多発している。新機能によって、ユーザーは個別に番号を登録することなく、末尾が「0110」の国際電話番号に対して一括で警告・拒否が可能となった。
トビラフォンモバイルの新機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
提供開始日 | 2025年4月24日 |
対象アプリ | トビラフォンモバイル(Android版) |
主な機能 | 末尾「0110」の国際電話番号の自動検知・警告・拒否 |
特殊詐欺被害額 | 371億円(2024年) |
着信件数増加率 | 約850倍(2024年6月~2025年3月) |
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特殊詐欺について
特殊詐欺とは、面識のない不特定の者に対して、電話その他の通信手段を用いて詐欺的に金銭を騙し取る犯罪の総称である。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 警察官や公的機関職員を装い、捜査協力を名目に金銭を要求
- 国際電話番号を悪用し、正規の警察署番号に似せた手口を使用
- 携帯電話からメッセージアプリへ誘導し、ビデオ通話を要求
特殊詐欺の手口は年々巧妙化しており、2024年の被害額は371億円に達している。警察を装った詐欺では、実在する警察署の電話番号末尾「0110」を模した国際電話番号が使用され、2024年6月から2025年3月にかけて約850倍もの着信件数の増加が確認されている。
トビラフォンモバイルの警察詐欺対策機能に関する考察
トビラフォンモバイルの新機能は、個別の番号登録が不要な一括対応により、ユーザーの手間を大幅に削減することに成功している。特に携帯電話を狙った特殊詐欺が増加する中、着信時点でのブロック機能は被害防止に大きく貢献する可能性を持っている。
一方で、犯罪者は新たな電話番号パターンを使用するなど、対策をすり抜けようとする可能性が高い。トビラシステムズには、AIによる不審な通話パターンの検知や、より幅広い番号パターンへの対応など、さらなる機能拡充が期待されるだろう。
また、官公庁や組織を装う詐欺全般への対策も重要な課題となっている。電話番号だけでなく、通話内容や音声パターンの分析など、より高度な詐欺検知技術の開発が望まれる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「トビラフォンモバイル、警察を装う詐欺電話への対策機能を追加 末尾「0110」の国際電話番号を自動で警告・拒否可能に | トビラシステムズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000034282.html, (参照 25-04-26). 2209
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