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公開：2025-04-30

ギブリーがAIコンサルティングとグローバル展開強化に向け新会社2社を設立、デジタル競争力向上に向けた体制を確立

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ギブリーが新会社2社を設立し事業領域を拡大
• AIコンサルティングに特化したギブリーコンサルティングを設立
• インドを拠点とするギブリーテクノロジーズを新設

ギブリーグループの新会社設立によるグローバル展開強化

株式会社ギブリーは生成AI活用支援の強化を目指し、2025年4月28日にコンサルティング領域に特化した株式会社ギブリーコンサルティングとグローバル展開を見据えたGivery Technologies India Private Limitedの設立を発表した。ギブリーグループは2018年4月にAI技術企業のResolaと2024年4月にセキュアサイクルをグループに迎え入れ、テクノロジー企業群の構築を進めている。^[1]

ギブリーコンサルティングは生成AI導入・活用支援および人材育成・組織変革に関する専門的なコンサルティングサービスを提供することで、従来のコンサルティングでは対応が難しかった領域をカバーする。企業のデジタル競争力向上に向けた支援体制を確立することで、日本のデジタル化を促進する役割を担うことになるだろう。

一方のギブリーテクノロジーズは経済成長が著しいインドを拠点とし、ギブリーグループのソリューション全般のグローバル展開を担当する。インド・バンガロールにオフィスを構え、グローバルGTM戦略を推進することで、アジア市場での事業拡大を本格的に進めていく方針だ。

新会社2社の概要まとめ

生成AIについて

生成AIとは、人工知能技術の一つで、テキストや画像、音声などのデータを基に新しいコンテンツを生成する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 大量のデータから学習し人間のような創造的なアウトプットが可能
• 自然言語処理による高度なコミュニケーション能力
• 業務効率化やイノベーション創出に貢献

生成AI技術は企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させる重要なツールとして注目を集めている。ギブリーグループは生成AIプラットフォーム「MANA Studio」の提供やプロフェッショナルサービスを通じて、企業の生成AI活用を支援し、デジタル競争力の向上に貢献している。

ギブリーの新会社設立に関する考察

ギブリーグループの新会社設立は、AI活用支援とグローバル展開という2つの重要な成長戦略を具現化する動きとして評価できる。特にギブリーコンサルティングの設立は、生成AI導入における専門的なノウハウの提供と、それに伴う組織変革支援を一体化させることで、企業のAI活用を実効性の高いものにすることが期待できるだろう。

一方で、AI人材の確保や育成、グローバル展開に伴う各国の規制対応など、新たな課題への対処も必要となる。インドを拠点としたグローバル展開においては、現地企業との協業や人材採用、文化的な違いへの対応など、きめ細かな戦略の実行が求められるだろう。

今後はAIコンサルティングとグローバル展開の相乗効果を最大化し、各地域の特性に合わせたソリューション提供が重要になる。特にアジア市場でのプレゼンス確立と、そこで得られた知見の日本市場への還元が、グループ全体の競争力強化につながると考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ギブリー、新会社「ギブリーコンサルティング」「ギブリーテクノロジーズ」を設立 | 株式会社ギブリーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000336.000002454.html, (参照 25-04-30).
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