エクサウィザーズ、有名人AIアバターサービスを開発、新潟日報生成AIロープレで6月提供開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社エクサウィザーズは2025年5月15日、有名人の肖像や音声を活用したAIアバターサービスの開発を発表した。営業ロールプレイングなどのB2B用途から、ネット上やリアル施設での案内などのB2C用途まで幅広く活用できるサービスだ。

このAIアバター技術は、新潟日報生成AI研究所にOEM提供中のAIロールプレイングサービス「新潟日報生成AIロープレ」に搭載される。2025年6月よりサービス開始予定で、J1サッカーチーム「アルビレックス新潟」の選手やアイドルグループ「Negicco」のメンバーのアバターが利用可能となる。

これまで有名人の肖像や音声をAIアバターで利用する取り組みは、技術的なハードルや権利関係の課題から普及が限定的だった。しかし、生成AI技術の進化により、本人により忠実な再現やシナリオに基づいた緻密な制御が可能になり、有名人側の理解・承諾も得やすくなっているのだ。

新潟日報生成AIロープレでは、年齢や性別などからAIアバターを選択できる。特にアルビレックス新潟からは早川史哉選手、野澤洋輔元選手、NegiccoからはNao☆さん、Meguさん、Kaedeさんの肖像と音声によるAIアバターが利用できる。

本サービスの中核をなすAIアバター技術は、生成AIを中核とするAIテクノロジーの進化によって実現可能となった。本人により忠実な見た目や音声の再現、シナリオに基づいたやり取りの緻密な制御などが可能になっている。

これらの技術により、まるで本人が目の前にいるかのような自然なコミュニケーションを実現しているのだ。

本サービスは、営業ロールプレイングの効率化や顧客満足度の向上に大きく貢献するだろう。新潟にゆかりのある有名人を起用することで、地域に密着したサービス提供も可能となる。しかし、プライバシー保護や肖像権、音声権などの権利問題への配慮は不可欠だ。

今後、AIアバターの悪用や、AIアバターによる不適切な発言などが問題となる可能性がある。そのため、利用規約の明確化や監視体制の構築、AIアバターの行動を制御する技術開発などが重要となるだろう。

さらに、多様な有名人との連携や、AIアバターの機能拡張、例えば感情表現の豊かさや、より自然な会話能力の向上などが期待される。将来的には、観光案内や教育、医療など、様々な分野への応用も考えられる。

^ PR TIMES. 「エクサウィザーズ、有名人の肖像や音声を活用したAIアバターのサービスを開発 | 株式会社エクサウィザーズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000350.000030192.html, (参照 25-05-16).

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