AI

エーアイ

公開：2025-05-17

Nishika社SecureMemoが約100言語対応のリアルタイム多言語ミックス認識機能を追加

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Nishika社がSecureMemoに多言語ミックス認識機能を追加
• 約100言語に対応、リアルタイムで多言語の文字起こしを実現
• 会議の効率化とグローバルな情報共有を促進

オンプレミス型AI議事録SecureMemoのアップデート

Nishika株式会社は2025年5月16日、オンプレミス型AI音声文字起こしサービス「SecureMemo」にリアルタイム多言語ミックス認識機能を実装したことを発表した。このアップデートにより、日本語や英語はもちろん、中国語、韓国語、スペイン語など約100言語が混在する会議でも、自動で言語を判別し、リアルタイムにテキスト化できるようになったのだ。

従来は会議ごとに単一言語を設定する必要があったが、今回の機能追加で、言語を切り替える手間が不要になり、会議終了と同時に多言語議事録を共有できるようになった。これにより、グローバルな情報共有がさらに高速化されることが期待される。議事録作成にかかる時間と労力の削減、ひいては企業の生産性向上に大きく貢献するだろう。

SecureMemoは、独自開発の音声認識AI「shirushi」を搭載し、ノイズ混じりや明瞭でない音声でも正確に文字起こしを行う。96.2%という高い文字起こし精度を誇り、タイトル、日時、参加者、決定事項、議事要旨まで整った、実用性の高い議事録をAIが自動作成する。60分の音声を最短5分で処理できる高速性も特徴だ。さらに、23業界の専門用語に対応し、単語登録機能も備えているため、ビジネスシーンでの利用に最適である。

約100言語に対応し、翻訳もワンクリックで実行できるため、多言語会議や海外拠点との連携にもスムーズに対応できる。Nishika株式会社は、SecureMemoを通じて企業の会議を全てデータ化することを目指し、日本のビジネス会議における会話情報を精度高く記録・構造化することで、付加価値の高い情報活用を実現しようとしている。

SecureMemoの機能一覧

お問い合わせ

音声認識AI shirushiについて

SecureMemoの高度な音声認識を実現しているのが、Nishika株式会社が独自開発した音声認識AI「shirushi」だ。このAIは、ノイズに強く、明瞭でない音声でも高い精度で文字起こしを行うことができる。

• 高い認識精度
• ノイズ耐性
• 多言語対応

shirushiは、大量の音声データを用いた機械学習によって訓練されており、継続的なアップデートによって、さらに精度と機能が向上していくことが期待される。

SecureMemoに関する考察

SecureMemoの多言語ミックス認識機能は、グローバル化が進む現代において、企業のコミュニケーションを大きく変革する可能性を秘めている。多言語対応によって、国際的な会議や海外拠点との連携が容易になり、情報共有のスピードと効率が向上するだろう。しかし、多言語の音声認識は、言語間のニュアンスや方言、アクセントなど、複雑な要素を正確に処理する必要があるため、認識精度の維持と向上のための継続的な開発が必要となるだろう。

今後起こりうる問題としては、特定の言語や方言、アクセントに対する認識精度の低さ、大量のデータ処理によるサーバー負荷の増加などが考えられる。これらの問題への対策として、継続的なAIモデルの学習、サーバーリソースの拡張、ユーザーからのフィードバックに基づいた改善などが重要となる。さらに、専門用語辞書の充実や、ユーザーによるカスタム辞書作成機能の追加なども検討すべきだろう。

今後追加してほしい機能としては、リアルタイム翻訳機能の強化、音声認識結果の編集機能の改善、セキュリティ機能の強化などが挙げられる。また、SecureMemoを他のビジネスツールと連携させる機能を追加することで、ワークフロー全体の効率化を図ることが可能になるだろう。Nishika株式会社には、ユーザーのニーズを的確に捉え、SecureMemoをさらに進化させていくことを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「オンプレミス型AI議事録"SecureMemo" リアルタイム音声認識AIに「多言語ミックス機能」をリリース | Nishika株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000052152.html, (参照 25-05-17).
2653

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「AI」に関するコラム一覧「AI」に関するニュース一覧