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公開：2025-05-20

シナモンAI、生成AI搭載AI-OCRプラットフォームとRAGサービスを「第5回 デジタル化・DX推進展」で展示

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• シナモンAIが「第5回 デジタル化・DX推進展」に出展
• Super RAGとFlax Scanner HUBの展示・デモを実施
• CEO平野未来が特別講演に登壇

シナモンAI、「第5回 デジタル化・DX推進展」に出展

株式会社シナモンは、2025年6月4日（水）～6日（金）に東京ビッグサイトで開催される「第5回 デジタル化・DX推進展」に出展した。同社は国内の大手企業にAIソリューションを提供する企業であり、今回の展示会では、同社のAI-OCRプラットフォーム「Flax Scanner HUB」と、生成AIによる高精度な回答生成を可能にする「Super RAG」の展示・デモを行ったのだ。

「Flax Scanner HUB」は、座標定義不要で帳票を読み取ることができる生成AI搭載のAI-OCRプラットフォームである。様々なフォーマットの帳票に対応し、高精度な情報抽出を実現する。一方、「Super RAG」は、表や図を含む大量の非構造ドキュメントをチューニング不要で取り込み、生成AIによる高精度な回答生成を可能にするRAGサービスだ。

これらの製品は、業務効率化やデータ活用に大きく貢献する。シナモンAIは、これらの製品を通じて企業のDX推進を支援することを目指している。

さらに、代表取締役社長CEO平野未来が6月4日12時20分から12時50分まで、同展示会の主催者プログラムの特別講演に登壇した。「AIエージェントとRAGを活用した超高速DX」と題した講演で、同社の技術やビジョンを紹介したのだ。

展示会概要と製品情報

デジタル化・DX推進展公式サイト

RAGについて

RAGとはRetrieval Augmented Generationの略で、大規模言語モデル（LLM）が外部データを参照して回答を生成する技術のことだ。従来のLLMは、学習済みのデータのみを基に回答を生成していたが、RAGでは、LLMが外部データベースやドキュメントなどの情報を検索し、その情報を基に回答を生成する。

• 最新の情報を反映した回答生成が可能
• 専門性の高い情報へのアクセスが可能
• 回答の精度向上に貢献

Super RAGは、このRAG技術を活用した製品であり、企業が保有する様々なデータから必要な情報を効率的に取得し、高精度な回答を生成することができるのだ。

Super RAGに関する考察

Super RAGは、企業が抱える非構造化データの活用を促進し、業務効率化に大きく貢献する可能性を秘めている。既存システムとの連携も容易であるため、導入障壁も低いと言えるだろう。しかし、データの精度や質によっては、回答の精度に影響が出る可能性もある。

そのため、データクレンジングや適切なデータ管理体制の構築が重要となる。また、Super RAGの活用にあたっては、適切なプロンプトエンジニアリングのスキルも必要となるだろう。シナモンAIによるサポート体制の充実が、ユーザーの円滑な導入と活用を支援する上で重要となる。

今後、Super RAGには、より高度な自然言語処理能力や、多様なデータ形式への対応などが期待される。さらに、セキュリティ面での強化や、ユーザーインターフェースの改善も必要となるだろう。これらの課題をクリアすることで、Super RAGは企業のDX推進にさらに貢献できるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「シナモンAI、「第５回 デジタル化・DX推進展」に出展（6/4～6/6 東京ビッグサイト） | 株式会社シナモンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000028252.html, (参照 25-05-20).
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