公開:

TP-LinkがWi-Fi 7アクセスポイントEAP725-Wallを発売、高速通信とOmada対応でネットワーク構築を効率化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • TP-LinkがWi-Fi 7対応壁面取り付け型アクセスポイント「EAP725-Wall」を発売
  • 最大3570Mbpsの高速通信を実現、宿泊施設や集合住宅に最適
  • Omadaクラウドソリューション対応で低コストなネットワーク構築が可能

TP-LinkがWi-Fi 7アクセスポイント「EAP725-Wall」を国内販売開始

TP-Linkは、Wi-Fi 7テクノロジーに対応した壁面取り付け型アクセスポイントEAP725-Wall」の国内販売を開始した。この製品は、5GHz帯で2882Mbps、2.4GHz帯で688Mbpsの合計3570Mbpsの高速通信を実現する。

宿泊施設や集合住宅など、多くのデバイスを接続する環境に最適なモデルだ。2.5GbpsのPoEパススルーポート×1とギガビットポート×2を搭載しており、PoE IP電話やVODへの接続も容易に行える。

さらに、TP-Linkのクラウドソリューション「Omada」に対応しているため、Omadaハードウェアコントローラーを使用すれば、ライセンス費用無償でVPNルーターやスイッチなどのOmada製品と併せて一括管理が可能だ。高速通信を低コストで構築・運用できる点が大きなメリットである。

災害用統一SSID「00000JAPAN」にも対応しており、日々の快適なWi-Fi環境を提供するだけでなく、災害時におけるインターネット接続支援にも貢献する。

EAP725-Wall製品情報

項目 詳細
製品名 BE3600 壁面取り付け型 Wi-Fi 7アクセスポイント「EAP725-Wall」
販売価格 税込51,900円
Wi-Fiスピード 合計3570 Mbps (5GHz:2882Mbps+2.4GHz:688Mbps)
内蔵アンテナ 2.4GHz:4dBi×2、5GHz:5dBi×2
アップリンク 2.5G LANポート×1
ダウンリンク 2.5G LANポート×1 + ギガビットLANポート×2
電源 802.3at/bt PoE
寸法 143 × 86 × 40mm
最大接続台数 250+
保証期間 5年間

Omada SDN Solutionについて

Omada SDN Solutionは、TP-Linkが提供するクラウドベースのネットワーク管理プラットフォームだ。EAP725-WallはOmadaに対応しており、Omada SDNコントローラーを使用することで、複数のOmada製品を一元的に管理できる。

  • 複数アクセスポイントの一括管理
  • VPNルーター、PoEスイッチとの連携
  • クラウド管理による低コスト運用

これにより、ネットワークの構築・運用コストを削減し、効率的な管理を実現することが可能となる。

EAP725-Wallに関する考察

EAP725-Wallは、Wi-Fi 7の高速通信とPoE対応による設置容易性、Omadaによる一元管理という三拍子が揃った優れた製品だ。これにより、大規模なネットワーク構築においても、コストを抑えつつ効率的な運用が可能になるだろう。

しかし、最大接続台数に限りがあるため、非常に多くのデバイスを接続する環境では、パフォーマンスに影響が出る可能性がある。また、Omadaシステムへの依存度が高いため、システム障害が発生した場合、ネットワーク全体に影響が及ぶリスクも考慮する必要がある。

今後の課題としては、より多くのデバイスに対応できるよう、接続台数の増加やパフォーマンスの最適化が求められるだろう。さらに、Omadaシステムの堅牢性向上や、より直感的なユーザーインターフェースの提供も期待したい。

参考サイト

  1. ^ TP-Link. 「【Wi-Fi7タイプがついに登場!】BE3600 壁面取り付け型アクセスポイント「EAP725-Wall」販売開始 | TP-Link 日本」. https://www.tp-link.com/jp/press/news/21781/, (参照 25-05-27).
  2. 2377

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「インターネット」に関するコラム一覧「インターネット」に関するニュース一覧
インターネットに関する人気タグ
インターネットに関するカテゴリ
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。