IBMとAWSがエージェント型AIで協業、watsonx OrchestrateとAmazon Q インデックス統合

PR TIMES より
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記事の要約
- IBMとAWSがエージェント型AIの新機能提供で協業
- watsonx OrchestrateとAmazon Q インデックスを統合
- AWS MarketplaceでIBMソフトウェアの展開拡大
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IBMとAWS、エージェント型AIの新機能提供に向けた協業を発表
IBMは年次イベントThinkにて、AIエージェントのネットワーク構築・管理ツールやフレームワーク、領域特化型事前構築済みエージェントを発表した。これらの技術はAWS Marketplaceで利用可能な主要技術と統合されているのだ。
IBM watsonx OrchestrateとAmazon Q インデックスの統合も発表された。watsonx OrchestrateはAIエージェントの作成・展開・管理を支援するソリューションであり、Amazon Q インデックスは複数のアプリケーションからのデータの中央リポジトリを作成する。これにより、お客様は重要なアプリケーションからのデータを活用して生成AIを強化できるのだ。
さらに、IBM Granite 3.2大規模言語モデルがAmazon Bedrock MarketplaceおよびAmazon SageMaker JumpStartで利用可能になった。2025年第3四半期にはAmazon Bedrock Custom Model Import(CMI)を通じて利用可能になる予定だ。CMIは、お客様が独自のモデルをAmazon Bedrockにサーバーレスでデプロイできるオプションを提供する。
AWS Marketplaceでは、IBMの自動化ソフトウェアの展開も拡大している。ApptioやKubecost社のソフトウェアが新たに加わり、選択肢が増えた。IBMの子会社であるHashiCorpソフトウェアも、本年後半にAWS Marketplaceを通じてIBMから提供される予定だ。
IBMとAWSの協業内容
項目 | 詳細 |
---|---|
発表日 | 2025年5月26日 |
協業内容 | エージェント型AIの新機能提供 |
IBM提供技術 | watsonx Orchestrate、Granite 3.2モデル、自動化ソフトウェア |
AWS提供技術 | Amazon Q インデックス、Amazon Bedrock、Amazon SageMaker JumpStart |
提供方法 | SaaS、AWS Marketplace |
提供地域 | 米国、ヨーロッパ、シンガポール(6月よりインド) |
統合予定時期 | 2025年後半 |
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エージェント型AIについて
エージェント型AIは、自律的に推論し、行動し、学習するAIの新たな時代を象徴する技術だ。IBMとAWSは、AIに関する経験の有無を問わず、すべてのお客様がこれらのエージェントを容易に導入できることを目指している。
- 自律的な推論と行動
- 継続的な学習能力
- 容易な導入と運用
信頼できるエージェント型AIのための強固な基盤を提供することで、ビジネスプロセス変革を促進するだろう。
IBMとAWSの協業に関する考察
IBMとAWSの協業は、エージェント型AIの普及を加速させる上で大きな意味を持つ。両社の技術を組み合わせることで、企業はAIを容易に導入し、業務効率化や生産性向上を実現できるようになるだろう。しかし、AIガバナンスやデータセキュリティといった課題への対応も重要となる。
今後、より高度なAI機能や、多様なビジネスニーズに対応したエージェントの開発が求められるだろう。また、AIの倫理的な側面についても、継続的な議論と対策が必要となる。責任あるAI開発と利用が、社会全体の利益につながるのだ。
IBMとAWSは、今後も継続的な技術開発と協業を通じて、エージェント型AIの進化を牽引していくことが期待される。その過程で、ユーザーのフィードバックを積極的に取り入れ、より使いやすい、より安全なAI環境を提供していくことが重要だ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「IBMとAWS、エージェント型AIの新機能提供に向けて密接な協業を継続 | 日本アイ・ビー・エム株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000638.000046783.html, (参照 25-05-27). 2536
- IBM. https://www.ibm.com/jp-ja
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