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公開：2024-12-03

福井コンピュータがTREND-CORE Ver.10を発表、4D施工ステップ表示機能で建設現場の生産性向上を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 福井コンピュータが「TREND-CORE Ver.10」を発表
• 4D施工ステップ表示機能で工程を3Dモデルで可視化
• 2025年2月18日にリリース予定、生産性向上を実現

福井コンピュータのTREND-CORE Ver.10が建設業務の生産性を向上

福井コンピュータ株式会社は建設業務の効率化を目指し、BIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE Ver.10」を2025年2月18日にリリースする予定だ。国土交通省が発表したi-Construction2.0における建設業務の3割省人化を実現するため、工程計画と3Dモデルが連動する4D施工ステップ表示機能を搭載している。^[1]

TREND-CORE Ver.10では工程や作業手順を3Dモデルで可視化することにより、受発注者間の情報伝達の不備を解消し合意形成時間の短縮が可能となった。さらに3Dモデルの施工での活用を支援する鉛直・水平方向のモデル分割機能により、リフト毎や工区毎の作業効率が大幅に向上するだろう。

また延長・面積・体積の数量算出機能が強化され、法面や型枠の面積も算出可能になっている。算出したデータはEXCEL形式での出力に対応しており、各種書類作成の効率化が実現することで、建設現場全体の生産性向上に大きく貢献している。

TREND-CORE Ver.10の新機能まとめ

TREND-COREの詳細はこちら

BIM/CIMについて

BIM/CIMとは、Building Information Modeling/Construction Information Modelingの略称で、建設業における3次元モデルを活用した設計・施工管理手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 3次元モデルによる建築物の可視化と情報管理
• 設計から施工までの一貫したデータ活用
• 関係者間のコミュニケーション効率化

国土交通省が推進するi-Construction2.0では、BIM/CIMの活用によって建設生産プロセス全体のデジタル化や3次元化を進めている。設計データを施工データとして直接活用することや、デジタルツインを活用した施工計画の策定など、現場作業とバックオフィスの両面での効率化を実現している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「BIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」の最新版、4D施工ステップ表示機能を追加し、2025年2月18日（火）リリース | 福井コンピュータ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000048160.html, (参照 24-12-03).

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