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公開：2024-12-03

REJECTとNURO 光が産学連携教育システムを開始、eスポーツ人材の育成を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• REJECTとNURO 光が産学連携教育システムに参画
• eスポーツイベントの企画から運営までを学生が実施
• 企業と学生による新たな人材育成の取り組みを開始

REJECTとNURO 光による産学連携教育プロジェクト始動

プロeスポーツチーム「REJECT」とソニーネットワークコミュニケーションズの「NURO 光」は、2024年12月2日に福岡デザイン＆テクノロジー専門学校および神戸・甲陽デザイン&テクノロジー専門学校との産学連携教育システム「企業プロジェクト」への参画を発表した。eスポーツイベントの企画立案から制作・運営までを学生が一貫して担当する実践的な教育プログラムを展開していく。^[1]

本プロジェクトでは、学生がREJECTのメンバーやNURO 光のマーケティング担当から直接フィードバックを受けながら企画を立案し、最終選考を通過した企画は実際のイベントとして開催される仕組みとなっている。REJECTはアドバイスやキャスティングの協力など、プロジェクト全体のサポートを行っていく予定だ。

REJECTは2018年発足のプロeスポーツチームで、現在8タイトルで競技部門を保有する国内有数の実力派チームとなっている。2024年には「PUBG MOBILE」部門で日本チーム史上初の世界一を、「Apex Legends」部門でAPAC NORTH地域初の世界一を獲得するなど、目覚ましい成果を上げているのだ。

産学連携教育プロジェクトの概要

eスポーツについて

eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略称で、コンピューターゲームを使用して競技として行われるスポーツのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• オンラインでの対戦や大会開催が可能
• 世界規模での競技シーンの形成
• プロ選手による高度な戦略と技術の競争

REJECTのような専門チームは、複数のゲームタイトルで競技部門を持ち、世界大会での活躍を目指している。eスポーツ業界の発展には高度な技術と運営能力を持つ人材の育成が不可欠であり、産学連携による実践的な教育プログラムはその重要な取り組みとなっている。

産学連携教育システムに関する考察

産学連携教育システムの最大の利点は、学生が実際のeスポーツイベントの企画から運営までを一貫して経験できる点にある。プロフェッショナルからの直接的なフィードバックを受けながら実践的なスキルを習得できる環境は、次世代のeスポーツ業界を担う人材育成において極めて重要な役割を果たすだろう。

今後の課題としては、eスポーツイベントの企画・運営に必要な技術や知識の体系化が挙げられる。業界の急速な発展に伴い、求められるスキルセットも日々変化しているため、教育プログラムの内容を適切に更新していく必要があるだろう。企業と教育機関の継続的な連携と、カリキュラムの柔軟な見直しが重要となる。

将来的には、このような産学連携モデルがeスポーツ業界全体のスタンダードとなることが期待される。実践的な経験を積んだ人材が業界に参入することで、日本のeスポーツシーンの更なる発展と国際競争力の向上につながるはずだ。教育機関と企業の相互理解を深め、より効果的なプログラムへと進化させていく必要がある。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「プロeスポーツチーム「REJECT」とソニーグループの通信「NURO 光」、学生と共に新たな未来を共創する産学連携教育システム「企業プロジェクト」に参画 | 株式会社REJECTのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000144.000050979.html, (参照 24-12-03).

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