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公開：2024-12-05

ワコムが第4回建設DX展に出展、ペンディスプレイで建設業界のペーパーレス化を推進へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ワコムが第4回建設DX展に出展決定
• ペンディスプレイによる図面のペーパーレス化を提案
• 検図業務やオンライン審査業務の効率化を実現

ワコムのペンディスプレイによる建設DXの推進

株式会社ワコムは2024年12月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催される第4回建設DX展に出展することを発表した。建設業界のDX化推進において重要な要素となる図面のペーパーレス化を実現するペンディスプレイソリューションを提案し、デジタル化による業務効率の向上を目指している。^[1]

ワコムのペンディスプレイは紙にペンで書くような滑らかな書き心地を実現し、マルチタッチ機能を搭載することで直観的な操作性を提供している。デジタル図面上での拡大・縮小や編集箇所の移動が容易になり、積算作業の効率化にも貢献するだろう。

展示会のワコムブースでは有機ELペンタブレット「Wacom Movink 13」や大型液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 27」を展示する予定だ。USB-Type Cケーブル1本での接続や検図業務に適した大画面など、実用性の高い特徴を持つ製品群によってペーパーレス化を推進している。

建設DX展でのワコム製品の特徴まとめ

ペーパーレス検図について

ペーパーレス検図とは、建設業界における図面のチェックや修正作業をデジタル化することを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 紙の図面を印刷・保管する必要がなく、コスト削減が可能
• デジタルデータでの共有により、複数人での同時確認が容易
• 修正履歴の管理や検索が効率的に実行可能

建設業界では図面の確認や修正作業が日常的に発生するため、ペーパーレス化による業務効率の向上が重要な課題となっている。ワコムのペンディスプレイは従来の紙の図面と同様の操作感を維持しながら、デジタルならではの利点を活かした効率的な検図作業を実現することが可能だ。

建設DXのペーパーレス化に関する考察

建設業界におけるDX推進において、図面のペーパーレス化は業務効率化の第一歩として重要な取り組みである。従来の紙ベースの作業からデジタルへの移行により、保管スペースの削減やデータ共有の効率化、環境負荷の低減など、多様なメリットが期待できるだろう。

今後は単なるペーパーレス化だけでなく、AI技術との連携による図面チェックの自動化や、VR・AR技術を活用した3次元モデルとの連携など、より高度なDXの実現が求められる。ワコムのペンディスプレイ技術がこれらの新しい取り組みの基盤となり、建設業界全体のデジタル化を加速させることが期待できるだろう。

デジタル化による業務効率の向上は、人手不足や働き方改革への対応にも貢献する要素となる。ペーパーレス検図の導入を契機に、建設業界全体のDX推進がさらに加速することが望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ワコム、第4回 建設DX展［東京］に出展 | 株式会社ワコムのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000264.000016902.html, (参照 24-12-05).

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