セキュリティ

SECURITY

公開：2024-12-05

CyberSTARがセキュリティ人材マッチングサイトcyseekを開設、GSXのノウハウを活用し人材不足解消へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• CyberSTARがセキュリティ人材マッチングサイト「cyseek」を開設
• GSXのネットワークを活用し幅広い案件を提供
• セキュリティエンジニアのキャリア形成を支援

CyberSTARの人材マッチングサイト「cyseek」の開設

セキュリティ人材特化型SES事業を展開するCyberSTAR株式会社は、セキュリティ人材を求める企業とフリーランスエンジニアをマッチングするサービス「cyseek」を2024年12月4日に開設した。親会社のグローバルセキュリティエキスパートが持つ顧客ネットワークを活用し、幅広い案件情報を提供することで、セキュリティ人材不足の解消を目指している。^[1]

cyseekのプラットフォームでは、CyberSTARのノウハウを活かした目利きによって、企業とフリーランスエンジニア双方のニーズに合わせた最適なマッチングを実現する仕組みを構築している。また、GSXのノウハウに基づくセキュリティ人材向けの教育訓練情報や案件事例の配信も順次開始する予定だ。

フリーランスのエンジニア向けには、セキュリティに特化した案件情報や非公開案件を多数用意しており、業界に精通したエージェントがキャリア形成を支援する体制を整えている。企業向けには、即戦力となるセキュリティ人材の獲得や、1名単位から複数名までの柔軟な体制構築を可能にしている。

cyseekの特徴まとめ

cyseekの詳細はこちら

SESについて

SESとは「System Engineering Service」の略称で、エンジニアを派遣して顧客企業のシステム開発を支援するサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 顧客企業のプロジェクトに応じた柔軟な人材派遣
• 即戦力となる専門的なスキルを持つエンジニアの提供
• 契約期間や人数の調整が可能な体制構築

cyseekでは、SESの特徴を活かしてセキュリティエンジニアと企業のマッチングを行っている。業界に精通したエージェントが案件と人材を適切に結びつけることで、セキュリティ人材不足という業界課題の解決に取り組んでいるのが特徴だ。

cyseekのサービス開設に関する考察

cyseekの開設は、深刻化するセキュリティ人材不足に対する具体的な解決策として評価できる。GSXグループの豊富な案件情報とCyberSTARの人材マッチングノウハウを組み合わせることで、質の高いマッチングサービスを提供できる可能性が高いだろう。

一方で、セキュリティ人材の質の担保や、フリーランスエンジニアの待遇面での課題が今後浮上する可能性がある。これらの課題に対しては、GSXの教育プログラムを活用した継続的なスキルアップ支援や、適切な報酬体系の整備が重要になってくるだろう。

将来的には、AIを活用したマッチング精度の向上やオンライン研修プログラムの充実化など、デジタル技術を活用したサービス拡充が期待される。セキュリティ業界全体の発展に寄与する存在となることで、市場における重要性が更に高まっていくものと考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「セキュリティ人材特化型SES事業を行うCyberSTARは、企業とフリーランスとのマッチングに特化した専門サイト『cyseek』を開設。 | CyberSTAR株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000153707.html, (参照 24-12-05).

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