【CVE-2024-11963】code-projects Responsive Hotel Siteにクリティカルな脆弱性、SQLインジェクション攻撃のリスクが深刻化
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記事の要約
- code-projects Responsive Hotel Siteにクリティカルな脆弱性
- SQLインジェクションの脆弱性が管理者画面で発見
- VulDBによる報告で問題が公開される
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code-projects Responsive Hotel Site 1.0のSQLインジェクション脆弱性
VulDBは2024年11月28日、code-projects Responsive Hotel Site 1.0の管理画面でSQLインジェクションの脆弱性を発見したと発表した。この脆弱性は管理画面のroom.phpファイルに存在しており、troom引数の操作によってSQLインジェクション攻撃が可能になることが判明している。[1]
この脆弱性はCVSS 4.0で基本スコア5.3(MEDIUM)、CVSS 3.1で基本スコア6.3(MEDIUM)と評価されており、リモートからの攻撃が可能な深刻な問題となっている。攻撃の実行には特権レベルが必要だが、ユーザーの介入は不要であることも明らかになった。
脆弱性の情報はすでに公開されており、攻撃コードも利用可能な状態にある。この問題はCWE-89(SQLインジェクション)とCWE-74(インジェクション)に分類され、データベースへの不正アクセスやデータの改ざんなどのリスクが懸念される。
code-projects Responsive Hotel Site 1.0の脆弱性詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
脆弱性ID | CVE-2024-11963 |
影響を受けるバージョン | code-projects Responsive Hotel Site 1.0 |
脆弱性の種類 | SQLインジェクション(CWE-89) |
深刻度 | CVSS 4.0: 5.3(MEDIUM) |
攻撃の特徴 | リモートからの実行が可能、特権レベルが必要 |
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SQLインジェクションについて
SQLインジェクションとは、Webアプリケーションの脆弱性を悪用してデータベースに不正なSQLクエリを実行する攻撃手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 入力値の検証が不十分な場合に発生する深刻な脆弱性
- データベースの改ざんや情報漏洩のリスクが高い
- 適切な入力値のサニタイズによって防止可能
code-projects Responsive Hotel Site 1.0で発見された脆弱性は、管理画面のroom.phpファイルにおけるtroom引数の処理に問題があることが判明している。この脆弱性は攻撃コードが公開されており、早急な対策が必要とされる状況だ。
code-projects Responsive Hotel Siteの脆弱性に関する考察
SQLインジェクションの脆弱性がホテル予約システムに存在することは、顧客情報や予約データの漏洩リスクという観点で非常に深刻な問題となっている。特に管理画面に存在する脆弱性は、システム全体に対する影響が大きく、悪用された場合のダメージも計り知れないものとなるだろう。
今後は入力値のバリデーションやパラメータ化クエリの採用など、基本的なセキュリティ対策の徹底が必要となってくるはずだ。また、定期的なセキュリティ監査や脆弱性診断の実施により、同様の問題の早期発見と対策が重要になってくるだろう。
このような脆弱性の公開は、オープンソースプロジェクトにおけるセキュリティ管理の重要性を改めて示している。コミュニティベースの開発においても、セキュリティレビューのプロセスを確立し、脆弱性対策を優先的に行える体制作りが求められる。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE-2024-11963 | CVE」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2024-11963, (参照 24-12-06).
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