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公開：2024-12-12

カルビーとJR東日本がデジタルサービスで連携、ルビープログラムとJRE WALLETを活用した推し路線総選挙を実施へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• カルビー ルビープログラムとJRE WALLETが連携開始
• 推し路線総選挙の実施でデジタル投票が可能に
• 得票数が多い路線とのコラボ商品を発売予定

カルビーのルビープログラムとJR東日本のJRE WALLETが機能連携

カルビー株式会社は、JR東日本が2025年1月10日より提供開始予定の新サービス「JRE WALLET」とスマートフォンアプリ「カルビー ルビープログラム」の機能連携を発表した。両社のデジタル技術を活用した顧客体験の向上を目指し、第1弾として『折って、推す！！ カルビー「ルビープログラム」×JR東日本「推し路線」総選挙』を2025年3月より実施する予定だ。^[1]

カルビーのルビープログラムは、商品パッケージを折りたたんで撮影することでポイントを獲得できるスマートフォンアプリとして2020年にリリースされ、体験型の賞品交換やNFTキャンペーンなどを展開してきた。JR東日本の新サービス「JRE WALLET」は、Suicaと連携した独自のブロックチェーンを基盤とするデジタルプラットフォームとして個客に応じた体験価値の提供を目指している。

今回の連携では、ルビープログラムでポイントを獲得した際に「推し路線へのデジタル投票券」が配付され、首都圏のJR東日本在来線16路線の中から投票が可能になる。得票数が最も多かった路線とのコラボレーション商品がカルビーから発売される予定であり、両社のデジタル戦略が新たな展開を見せている。

推し路線総選挙の概要

ルビープログラムの詳細はこちら

ブロックチェーンについて

ブロックチェーンとは、分散型台帳技術を用いてデータの改ざんを防ぎ、透明性と信頼性を確保するシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• データの分散管理による高い安全性と信頼性
• 取引記録の改ざんが困難な構造
• 中央管理者不要のピアツーピアネットワーク

JR東日本のJRE WALLETではSuicaと連携した独自のブロックチェーン基盤を採用することで、安全かつ効率的なデジタル投票システムを実現している。ブロックチェーン技術の活用により、投票の透明性が確保され、デジタル投票券の不正利用や改ざんを防止することが可能になった。

カルビーとJR東日本の連携に関する考察

カルビーとJR東日本の連携は、デジタル技術を活用した新しい顧客体験の創出という点で注目に値する。両社のデジタルプラットフォームを組み合わせることで、商品購入から投票までのユーザー体験がシームレスに統合され、より魅力的なサービス提供が可能になるだろう。

今後の課題として、デジタル投票システムの安定性や投票券の公平な配布方法、投票結果の透明性確保などが挙げられる。これらの課題に対しては、ブロックチェーン技術の特性を活かした監視体制の構築や、投票ルールの明確化が有効な解決策となり得るだろう。

将来的には、鉄道路線と食品という異なる業態のコラボレーションを超えた、より広範な企業間連携への発展が期待される。このような取り組みがデジタル時代における新しいビジネスモデルの確立につながることを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「カルビー ルビープログラム」がJR東日本の新サービス「JRE WALLET」と連携 | カルビー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001468.000030525.html, (参照 24-12-12).

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