VR

ブイアール

公開：2024-12-12

DNPがXR Kaigi 2024にてBe Smart Tokyoを展示、メタバース役所など行政サービスのDXを加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• DNPがXR Kaigi 2024で東京都のBe Smart Tokyoを展示
• メタバース役所などのXRサービスを体験可能に
• monoAI technologyとnewtraceと共同でサービスを提供

DNPがXR Kaigi 2024にてBe Smart Tokyoの取り組みを展示

大日本印刷株式会社は2024年12月12日から13日にかけて開催されるXR Kaigi 2024にて、東京都との東京都スマートサービス実装促進プロジェクトBe Smart Tokyoの取り組みを展示することを発表した。XR Kaigi 2024は国内随一のXR業界カンファレンスであり、開発者やクリエイター、経営層やビジネス担当者など幅広い層を対象としたイベントとなっている。^[1]

DNPはmonoAI technology株式会社のメタバースプラットフォームXR CLOUDを技術基盤として、メタバース役所や教育スマートサービスなどを体験できるブースを設置することになった。DNPのXRサービスを組み合わせることで、都民の暮らしの利便性とQOLを高める新しいサービスの提供を目指している。

さらにnewtrace株式会社の法人向けメタバースプラットフォームRoblox×デジタルマーケティングを基盤として、東京都の魅力発信サービスや企業向けスマートサービスなどの体験ブースも展開する予定だ。DNPは今後も自治体や事業者等のメタバース、XRサービス導入支援を加速させていく方針である。

Be Smart Tokyoのサービス内容まとめ

XRコミュニケーションについて

XRコミュニケーションとは、リアルとバーチャルの双方を行き来できる新しい体験と経済圏を創出するためのコミュニケーション手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• あらゆる年齢・性別・言語等の人々が分け隔てなく利用可能
• メタバースを活用した教育支援や地域活性化に貢献
• 行政サービス向上と窓口業務のDXを支援

DNPは2021年からXRコミュニケーション事業を展開し、独自のP&I（印刷と情報）の強みを活かしたサービスを提供している。今回のBe Smart Tokyoプロジェクトでは、メタバースを活用した行政サービスの向上と窓口業務のデジタルトランスフォーメーションを目指している。

Be Smart Tokyoプロジェクトに関する考察

Be Smart Tokyoプロジェクトは、行政サービスのデジタル化とメタバース活用という点で画期的な取り組みとなっている。特にメタバース役所の導入により、時間や場所に縛られない行政サービスの提供が可能となり、都民の利便性向上に大きく貢献することが期待できるだろう。

一方で、高齢者や障がい者など、デジタル技術への適応が困難な層へのサポートも重要な課題となってくる。XRコミュニケーション事業の展開においては、誰もが使いやすいインターフェースの開発とデジタルデバイド解消に向けた取り組みが必要だ。

今後は地域共創型のXRコミュニケーション事業の拡大により、自治体や企業・団体等との連携がさらに進むことが予想される。メタバースを活用した新しい行政サービスの形が、東京都から全国へと広がっていくことを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「XR Kaigi 2024」にてXRを活用した「Be Smart Tokyo」の取り組みを展示 | 大日本印刷株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000147554.html, (参照 24-12-12).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「VR」に関するコラム一覧「VR」に関するニュース一覧