【CVE-2024-11477】7-Zip 24.06にZstandard解凍処理の脆弱性、整数アンダーフローによるリモートコード実行の危険性
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記事の要約
- 7-Zipに深刻な脆弱性が見つかる
- Zstandard解凍処理で整数アンダーフローの問題
- リモートコード実行の危険性が指摘される
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7-Zip 24.06のZstandard解凍処理における重大な脆弱性
Zero Day Initiativeは2024年11月22日、7-Zip 24.06のZstandard解凍処理においてリモートコード実行を可能にする脆弱性を発見したと発表した。この脆弱性はCVE-2024-11477として識別され、CVSSスコア7.8の深刻度「HIGH」に分類されている。[1]
この脆弱性は、ユーザーが提供したデータの適切な検証が行われないことにより、メモリ書き込み前に整数アンダーフローが発生する可能性がある問題に起因している。攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、現在のプロセスのコンテキスト内で任意のコードを実行できる可能性があるだろう。
Zero Day Initiativeによると、この脆弱性の悪用には対象ライブラリとの相互作用が必要とされるが、実装方法によって攻撃ベクトルが異なる可能性があるとされている。SSVCの評価では、自動化された攻撃の可能性は低いものの、技術的な影響は重大であると判断されている。
7-Zip 24.06の脆弱性詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
脆弱性ID | CVE-2024-11477 |
CVSSスコア | 7.8 (HIGH) |
影響を受けるバージョン | 7-Zip 24.06 |
脆弱性の種類 | CWE-191: Integer Underflow |
攻撃の前提条件 | ライブラリとの相互作用が必要 |
公開日 | 2024年11月22日 |
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整数アンダーフローについて
整数アンダーフローとは、コンピュータプログラミングにおける数値計算の問題の一つであり、変数が表現可能な最小値を下回った際に発生する現象のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 変数の最小値を下回る計算が行われた際にメモリの破損を引き起こす可能性
- バッファオーバーフローやメモリ破壊につながる危険性
- 不正なメモリアクセスによってプログラムの実行フローを変更される可能性
今回の7-Zipの脆弱性では、Zstandard圧縮ファイルの解凍処理において整数アンダーフローが発生する可能性が指摘されている。この問題により、メモリ内の予期しない領域に書き込みが行われ、攻撃者による任意のコード実行につながる危険性が存在するとされている。
7-Zip 24.06の脆弱性に関する考察
7-ZipはWindowsプラットフォームで広く使用されている圧縮・解凍ソフトウェアであり、企業での利用も多いことから、この脆弱性の影響は極めて深刻である。特にZstandard形式は高速な圧縮・解凍が可能な形式として注目されており、この形式を狙った攻撃が増加する可能性が高いだろう。
対策として、ユーザー入力データの厳格な検証やメモリ操作前のバウンダリチェックの実装が不可欠となっている。また、開発者コミュニティによる脆弱性の早期発見と修正パッチの迅速な適用体制の構築も重要な課題となるだろう。
今後は、圧縮・解凍処理における安全性検証の重要性がより一層高まることが予想される。特に、新しい圧縮形式への対応時には、セキュリティ面での十分な検証が求められるはずだ。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE-2024-11477 | CVE」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2024-11477, (参照 24-12-13).
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