公開：2024-12-13

オトナルがAuDeeにデジタル音声広告を実装、DSP連携による効果的なターゲティングが可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社オトナルは、TOKYO FMとJFNが共同運営する音声プラットフォーム「AuDee」にデジタル音声広告の実装を2024年12月12日に発表した。AuDeeは月間ユーザー数約230万MAUを誇る音声プラットフォームであり、若年層を中心に多くのユーザーが利用している現状がある。^[1]

アドサーバーとSSPを導入したことにより、音声広告枠へのデジタル音声広告買い付けが可能となった。純広告からの買い付けに加え、各種DSPを活用したターゲティングやデータ連携による効果検証を実現する広告買い付けが実行可能となっている。

広告主は年齢や性別、位置情報、番組カテゴリーなど、細かなターゲティング配信を実現することができるようになった。対応DSPとしてディスプレイ＆ビデオ 360、The Trade Desk、Logicadなどがあり、今後も順次追加される予定となっている。

項目	詳細
配信コンテンツ数	1,000以上
月間ユーザー数	約230万MAU
主要対象DSP	ディスプレイ＆ビデオ 360、The Trade Desk、Logicad
ターゲティング機能	年齢、性別、位置情報、番組カテゴリー
対応フォーマット	音声広告、コンパニオンバナー、動画
利用可能端末	iOS/Androidアプリ、PC、スマホ、タブレット

プログラマティック広告とは、広告買い付けシステムDSPを用いて売買される広告の出稿取引の仕組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

プログラマティック広告はSSPを介して予算に応じた広告入札を行い効率的な配信を実現することができる。AuDeeでは音声広告やバナー広告、動画フォーマットなど複数の広告形態に対応しており、広告主は目的に応じて最適な配信方法を選択できるようになっている。

AuDeeへのデジタル音声広告実装は、広告主に新たなマーケティング手法を提供する画期的な取り組みとなっている。特に若年層へのリーチ力が強みであり、従来のラジオ広告では難しかった細かなターゲティングが可能になったことで、より効果的なプロモーションが実現できるようになるだろう。

一方で、音声広告の効果測定や最適化には独自のノウハウが必要となる可能性が高い。広告主にとって音声広告の効果を可視化し、投資対効果を最大化するためのベストプラクティスを確立することが今後の課題となるだろう。

今後はより多くのDSPとの連携や、AIを活用した音声広告の最適化など、テクノロジーの進化に合わせた機能拡充が期待される。特に音声認識技術との連携により、より精緻なターゲティングや効果測定が可能になることが見込まれるだろう。

^ PR TIMES. 「オトナル、TOKYO FMとJFNの音声プラットフォーム「AuDee」にデジタル音声広告を実装 | 株式会社オトナルのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000035509.html, (参照 24-12-13).

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