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公開：2024-12-16

あしびかんぱにーとヤマハ発動機が位置情報連動型アプリを開発、カヌチャリゾートで新たな観光DX体験を提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• あしびかんぱにーがヤマハ発動機のアプリ開発を担当
• 位置情報連動型イルミネーションイベントを実施
• カヌチャリゾートで2024年12月に実証実験開始

あしびかんぱにーの位置情報連動型アプリ開発協力

株式会社あしびかんぱにーは2024年12月13日、ヤマハ発動機株式会社が開発する位置情報連動型アプリケーションの開発を担当することを発表した。沖縄県那覇市を拠点とするあしびかんぱにーは、カヌチャリゾートでのアプリ連動型イルミネーションイベントの実施協力も行うことになっている。^[1]

新たな観光DXの取り組みとして実施される本実証実験では、ヤマハ発動機製のモビリティに乗ってカヌチャリゾート内を回遊することで、位置情報に連動したプロジェクションマッピングやライトのカラー変更を体験できるようになっている。カヌチャベイホテル＆ヴィラズでの実験は12月16日から22日まで行われる予定だ。

あしびかんぱにーはこれまでメタバースやバーチャルタレントを活用した沖縄の観光産業への貢献を目指してきた。今回のイベントを通じて新たなエンターテインメント体験を提供することで、沖縄各地域の魅力向上と新しい観光体験の創造を目指している。

実証実験の詳細まとめ

位置情報連動型アプリケーションについて

位置情報連動型アプリケーションとは、GPSなどを活用してユーザーの現在位置を特定し、その場所に応じたコンテンツやサービスを提供するアプリケーションのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• リアルタイムでユーザーの位置情報を取得し活用
• 場所に応じた最適なコンテンツを自動で提供
• 実世界とデジタルコンテンツを組み合わせた体験を実現

本実証実験では、カヌチャリゾート内の特定のポイントでプロジェクションマッピングが起動したり、ライトの色が変化したりする仕組みが実装されている。モビリティと組み合わせることで、観光地における新しいデジタル体験の可能性を広げている。

位置情報連動型アプリケーションの実証実験に関する考察

位置情報連動型アプリケーションとモビリティを組み合わせた本実証実験は、観光DXの新たな可能性を示している。特にプロジェクションマッピングやライトアップと連動させることで、夜間の観光コンテンツとして高い付加価値を生み出すことが期待できるだろう。

一方で、天候や機器の不具合、GPS精度の問題など、屋外でのデジタルコンテンツ提供には様々なリスクが存在する。安定したサービス提供のためには、バックアップシステムの整備や代替コンテンツの用意が必要になってくるだろう。

将来的には、ARやVRなどの先端技術との連携や、他の観光地への展開も視野に入れることができる。沖縄の観光産業における新たなエンターテインメントの形として、さらなる発展が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「株式会社あしびかんぱにー、ヤマハ発動機株式会社が開発する位置情報連動型アプリケーションの開発に協力、沖縄での実証実験を開始 | 株式会社あしびかんぱにーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000062459.html, (参照 24-12-16).

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