コナミスポーツが運動塾の体操とダンススクールにデジタルノートを導入、ICTを活用した新しい指導方法の確立へ
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PR TIMES より
記事の要約
- コナミスポーツが運動塾に「運動塾デジタルノート」を導入
- 体操スクールとダンススクールにICTソリューションを展開
- 2025年度内に全国30以上の施設での導入を目指す
コナミスポーツが運動塾にPULSEZを活用したデジタルノートを導入
コナミスポーツ株式会社は、子ども向けスクール「運動塾」の体操とダンススクールに、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社のスポーツスクール向けICTソリューション「PULSEZ」を活用した「運動塾デジタルノート」を2024年12月17日に導入することを発表した。2025年5月から2施設での運用を開始し、2025年度内には全国30以上の施設への展開を進めていく方針だ。[1]
運動塾デジタルノートは、レッスンの様子をカメラ付きタブレットで撮影し、ディレイ再生機能によってその場で映像を確認することができるシステムを採用している。子どもたちが自分で課題に気づき行動する力を伸ばすことを目的としており、2022年4月からスイミングスクールで展開し、現在は全国93施設で導入されている。
新しいデジタルノートは、動画を使用してレッスン内容を具体的に説明することで、子どもたちの理解度を向上させる機能を備えている。また、解説付きのお手本動画や上達のポイント動画を手持ちの端末で視聴できるほか、レッスンの様子や進級テストの結果動画をマイページで確認することが可能になった。
運動塾デジタルノートの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
導入開始時期 | 2025年5月 |
導入予定施設数 | 全国30以上の施設 |
主な機能 | カメラ付きタブレットでの撮影、ディレイ再生機能 |
特徴 | お手本動画の視聴、進級テスト結果の確認 |
既存導入実績 | スイミングスクール93施設(2024年12月現在) |
アクティブラーニングについて
アクティブラーニングとは、学習者が能動的に学習に参加する教授・学習法の総称であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 学習者が主体的に課題を発見し解決する
- 実践的な学びを通じて理解を深める
- 他者との協働による相互学習を促進する
運動塾デジタルノートでは、カメラ付きタブレットを活用して子どもたち自身が動きを確認し、課題を見つけて改善することができるようになっている。このように、ICTを活用することでアクティブラーニングの実践を支援し、子どもたちの主体的な学びを促進することが可能になっている。
運動塾デジタルノートの導入に関する考察
運動塾デジタルノートの導入により、子どもたちが自身の動きを客観的に確認できるようになったことは、スポーツ教育における大きな進展である。動画を活用した指導方法は、子どもたちの理解度を向上させるだけでなく、自己分析能力の育成にも貢献することが期待できるだろう。
一方で、デジタル機器の導入には指導者側のICTリテラシー向上が課題となる可能性がある。指導者向けの研修プログラムの充実や、システムの使い方に関するマニュアルの整備など、サポート体制の構築が重要になってくるだろう。
今後はAIによる動作分析機能の追加や、他のスポーツ種目への展開など、さらなる機能拡充が期待される。デジタル技術の活用によって、より効果的な指導方法が確立され、子どもたちのスポーツ技術向上に大きく貢献する可能性を秘めている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「運動指導×ICTを活用したデジタル世代のレッスン「運動塾デジタルノート」体操・ダンススクールにも導入決定 | コナミスポーツ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000056940.html, (参照 24-12-19).
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