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公開：2024-12-17

ナビタイムジャパンが4サービスの迂回ルート検索機能を強化、徒歩での駅間移動を考慮した新ルートで利便性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NAVITIMEの4サービスで迂回ルート検索機能を強化
• 駅間の徒歩移動を考慮した新ルートを追加
• 約19,000件の新たな乗換データを生成し反映

ナビタイムジャパンが迂回ルート検索機能を大幅強化

ナビタイムジャパンは2024年12月12日より、NAVITIME、乗換NAVITIME、NAVITIME forスゴ得、乗換NAVITIME forスゴ得の4サービスにおいて迂回ルート検索機能の強化を実施した。複数路線がある駅やターミナル駅、隣接する駅同士のホームからホームまでの移動時間を算出した乗換データを生成し、約19,000件の新たな駅間乗換データをルート検索に反映している。^[1]

この機能強化により、従来は回避されがちだった徒歩での駅間移動を積極的に活用することで、より多様な迂回ルートの提案が可能となった。運休区間を回避しつつ、乗換時の徒歩移動を組み合わせることで、目的地までの全体的な移動時間や距離を短縮できるルートを提供できるようになっている。

この取り組みの背景には、鉄道の運休や運転見合わせの件数が増加傾向にあり、直近5年で1.25倍に増加している現状がある。自然災害による被害を未然に防ぐための計画運休が浸透しつつある中、ユーザーからの迂回ルート検索機能の利用も増加傾向にあり、より多様な代替ルートへの需要が高まっているのだ。

迂回ルート検索機能の強化内容まとめ

経路探索エンジンについて

経路探索エンジンとは、出発地から目的地までの最適な移動経路を算出するためのシステム基盤のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 複数の交通手段を組み合わせた経路検索が可能
• リアルタイムの運行情報を考慮した経路提案
• 乗換時間や移動距離を考慮した最適化処理

ナビタイムジャパンの経路探索エンジンは、駅構内や駅出口などの詳細なデータを活用し、複数路線がある駅やターミナル駅、隣接する駅同士のホームからホームまでの所要時間を正確に算出することが可能だ。今回の機能強化では、この経路探索エンジンを用いて約19,000件の新たな乗換データを生成し、迂回ルート検索の精度向上に貢献している。

参考サイト

1. ^ ナビタイムジャパン - NAVITIME JAPAN. 「『NAVITIME』など、電車遅延時の「迂回ルート検索」機能を強化｜プレスリリース/おしらせ｜ナビタイムジャパン」. https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202412/12_5837.html, (参照 24-12-17).

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