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公開：2024-12-20

青山商事が回収スーツのウールを再利用したウエアシフトコートを発売、環境配慮型素材でサステナブルな循環を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 青山商事が循環型リサイクルコートを発売
• 回収スーツのウールを再利用した環境配慮型素材を採用
• 洋服の青山主要100店舗で33,561円で販売開始

青山商事のリサイクルウールを活用したウエアシフトコート

青山商事は2024年12月19日、店舗で回収したスーツのウールを再利用する循環型リサイクルコート「ウエアシフトコート」を洋服の青山主要100店舗と公式オンラインストアで発売した。環境配慮型の生地「OZMY(オズミー)」を採用し、回収したスーツと裁断残布を活用して青山商事が別注した生地を使用している。^[1]

2023年10月からリサイクリングボックスを設置し約355トンの衣類を回収しており、ウール100％のスーツを再利用することで環境負荷の低減を実現している。コートの裏地には再生ポリエステルを使用するなど、徹底的なサステナブル設計となっているのが特徴だ。

デザインはオンオフ兼用可能なショート丈のステンカラーコートを採用している。コーデュロイの襟切り替えがアクセントとなっており、付属のストラップを留めることでスタンドカラーへとデザインを変更できる仕様となっている。

ウエアシフトコートの商品概要

商品の詳細はこちら

リサイクリングボックスについて

リサイクリングボックスとは、古着や古布などの廃繊維のみを使用したリサイクル素材で作られた回収ボックスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 店頭入口やレジ前に設置され不要衣類を回収
• リフモボード製で環境に配慮した素材を使用
• 約15着分のスーツを収容可能な設計

青山商事は1998年から下取りサービスを開始しており、回収した衣類は主に車の断熱材や荷物の緩衝材として再利用されている。2018年には回収したスーツの一部をリサイクルした防災毛布を作製し、2024年10月末時点で計11自治体に総数2,300枚を寄贈するなど、資源の有効活用を推進している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「お客様から回収した不要スーツを活用、環境に優しい循環型素材を使ったコート　リサイクルウールを取り入れた『ウエアシフトコート』を発売 | 青山商事株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000236.000115161.html, (参照 24-12-20).

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