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公開：2024-12-17

LINEヤフーが2025年4月から新たな出社方針を導入、カンパニー部門は週1回、その他部門は月1回の出社体制で組織力強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• LINEヤフーが2025年4月から出社日を設定へ
• カンパニー部門は週1回、その他部門は月1回の出社
• コミュニケーション強化による新プロダクト創出を目指す

LINEヤフーが新たな働き方方針を発表、部門別に出社頻度を設定

LINEヤフーは2024年12月13日、2025年4月から新たな働き方方針「LINEヤフー Working Style」のアップデートを発表した。カンパニー部門に所属する約7,000人の社員は原則週1回の出社、開発部門やコーポレート部門などに所属する約4,500人の社員は原則月1回の出社が求められることになる。^[1]

新たな働き方方針は、正社員・専門正社員・契約社員・嘱託社員・アルバイトを対象としており、コミュニケーションの質を強化することで、新しいプロダクトの創出力を高めることを目指している。リモートワークと対面でのコミュニケーションそれぞれの利点を活かした働き方の実現を目指すことになった。

LINEヤフーはこれまで、ヤフー時代から導入していた「どこでもオフィス」制度や、LINE時代の「LINE Hybrid Working Style」を継承し、オフィスワークとリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークを推進してきた。合併から2年を迎え、さらなるプロダクト創出力の向上を目指し、新たな一歩を踏み出すことになる。

新しい働き方方針の概要

ハイブリッドワークについて

ハイブリッドワークとは、オフィスワークとリモートワークを組み合わせた働き方のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 柔軟な勤務場所の選択が可能
• 対面とオンラインのコミュニケーションを使い分け
• 個人とチームのパフォーマンスを最適化

LINEヤフーでは、2014年からヤフー時代に導入された「どこでもオフィス」制度や、2021年からLINE時代に始まった「LINE Hybrid Working Style」など、先進的なハイブリッドワークの取り組みを行ってきた。両社の合併後も「LINEヤフー Working Style」として、チームの特性に応じた柔軟な働き方を推進している。

LINEヤフーの新たな働き方方針に関する考察

LINEヤフーの新たな働き方方針は、完全リモートワークからの段階的な転換を図る企業の動向を反映している。コロナ禍で定着したリモートワークの利点を維持しつつ、対面コミュニケーションを通じたイノベーション創出を促進する取り組みは、今後の企業の働き方改革のモデルケースとなる可能性が高いだろう。

一方で、週1回や月1回という出社頻度が、実際にどの程度のコミュニケーション効果をもたらすかは未知数である。出社日の効果的な活用方法や、リモートワークと対面コミュニケーションのベストミックスを見出すことが、新たな課題として浮上するだろう。

また、部門によって異なる出社頻度の設定は、組織の一体感や公平性の観点で課題を生む可能性がある。カンパニー部門と他部門の連携や、異なる勤務形態間でのコミュニケーション方法の確立が、今後の重要な検討事項となるはずだ。

参考サイト

1. ^ LINEヤフー. 「LINEヤフー、「LINEヤフー Working Style」をアップデート｜LINEヤフー株式会社」. https://www.lycorp.co.jp/ja/news/announcements/016684/, (参照 24-12-17).

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