インターネット

INTERNET

公開：2024-12-20

TOKAIコミュニケーションズが大阪エリア2カ所目のAWS Direct Connect接続ポイントを追加、クラウド環境の冗長性と可用性が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• TOKAIコミュニケーションズがAWS接続サービスの拡充を発表
• 大阪エリア2カ所目のAWS Direct Connectロケーションに対応
• 冗長接続による耐障害性の向上を実現

TOKAIコミュニケーションズがAWS Direct Connect接続ポイントを追加

株式会社TOKAIコミュニケーションズは2024年12月17日、AWSとの閉域接続サービス「BroadLine AWS接続サービス」の接続ポイントを追加すると発表した。この追加は、Amazon Web Services（AWS）が大阪エリアに2カ所目のAWS Direct Connectロケーションを開設したことに伴うものであり、西日本のユーザー向けにより安定したクラウド接続環境を提供することが可能になった。^[1]

TOKAIコミュニケーションズはAWSのパートナー認定制度において最上位レベルの「AWSプレミアティアサービスパートナー」として認定されており、国内トップレベルとなる1,900回線を超えるAWS接続回線を提供している。新たな接続ポイントの追加により、お客様のクラウド利用をより一層促進することが期待されている。

関東から西日本にかけて光ファイバーネットワークを保有するTOKAIコミュニケーションズは、2023年度には東阪・岡山のネットワークを強化し、2024年度には九州エリアへの拡張を予定している。AWSのクラウドサービスと通信ネットワークの利用を同時に支えることで、ビジネスの効率性やセキュリティ、可用性、スケーラビリティの向上を実現する。

AWS接続サービスの機能まとめ

BroadLineの詳細はこちら

AWS Direct Connectについて

AWS Direct Connectとは、データセンターやオフィスからAWSへの専用ネットワーク接続を提供するサービスのことを指す。以下のような特徴がある。

• インターネットを経由せず、AWSと直接接続が可能
• 安定した通信品質とセキュアな接続環境を実現
• 大容量データの転送に適した専用線接続

AWS Direct Connectは、企業のクラウド利用が進む中で、マルチクラウドやハイブリッドクラウドなど、多様化・高度化するニーズに対応するための重要なインフラストラクチャとなっている。冗長化された接続環境により、万が一の障害時にもダウンタイムを最小限に抑え、業務の継続性を確保することが可能だ。

BroadLine AWS接続サービスの拡充に関する考察

大阪エリアでの2カ所目となるAWS Direct Connectロケーションの開設は、西日本地域におけるクラウドサービスの可用性向上において重要な意味を持っている。特に、TOKAIコミュニケーションズの閉域接続サービスで冗長接続が可能となることで、企業のビジネス継続性がより強固なものとなることが期待できるだろう。

東京と大阪のリージョンを組み合わせた地理的に分散した冗長接続の実現は、今後のデジタルトランスフォーメーション推進において重要な基盤となる。特に、クラウドサービスの利用が加速する中で、高い可用性と耐障害性を備えたインフラストラクチャの重要性は一層高まっていくことが予想される。

TOKAIコミュニケーションズが提供する幅広い速度メニューと柔軟な接続オプションは、企業のさまざまなニーズに対応可能である。今後は九州エリアへの拡張も予定されており、より広範な地域での高品質なクラウド接続サービスの提供が期待できるだろう。

参考サイト

1. ^ 株式会社TOKAIコミュニケーションズ. 「ＴＯＫＡＩコミュニケーションズ、大阪エリア 2 か所目のAWS Direct Connect ロケーション開設に伴う閉域接続ポイント追加～冗長接続で、信頼性の高いクラウド環境を実現可能に～ 」. https://www.tokai-com.co.jp/news/pdf/2024/20241217.pdf, (参照 24-12-20).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「インターネット」に関するコラム一覧「インターネット」に関するニュース一覧