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公開：2024-12-20

KDDIがTelehouse OsakaにAWS Direct Connect接続拠点を開設、240以上のAWSサービスへの直接接続が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• KDDIがTelehouse OsakaにAWS Direct Connect接続拠点を開設
• AWS生成AI含む240以上のクラウドサービスへ直接接続が可能
• 低遅延でセキュアなクラウド環境への接続を実現

KDDIのTelehouse OsakaにAWS Direct Connect接続拠点が開設へ

KDDI株式会社は2024年12月16日、大阪のデータセンター「Telehouse Osaka」において「AWS Direct Connect」への接続拠点の開設を発表した。日系総合通信事業者が運営するデータセンターとしては国内初となるAWS Direct Connect接続拠点の開設により、Telehouse Osakaの利用者はAWSの生成AIを含む240以上のクラウドサービスへの構内配線による直接接続が実現することになる。^[1]

Telehouse OsakaにおけるAWS Direct Connect接続拠点の開設は、KDDIのグローバル展開においてTelehouse PARIS VoltaireとTelehouse London Docklandsに次ぐ3拠点目となる。この接続拠点の開設により、データセンター内でのプライベート接続が確立され、スループット向上による安定したシステム稼働が可能となるだろう。

KDDIは2024年5月からAI時代の新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX」を始動しており、データセンターはWAKONXを構成する重要なアセットの一つとなっている。AWS Direct Connect接続拠点の開設により、さらなるデジタル化のスピードアップを推進し、顧客の事業成長に貢献することが期待される。

AWS Direct Connect接続拠点の特徴まとめ

AWS Direct Connectについて

AWS Direct Connectとは、オンプレミス環境からAWSのクラウドサービスへの専用接続を提供するサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• インターネットを経由しない専用線による安全な接続
• 低遅延で安定した通信品質の確保
• 大容量データ転送時のコスト削減が可能

AWS Direct Connectは、データセンター内でAWSのクラウドサービスとプライベート接続を確立することで、高いセキュリティと安定した通信品質を実現している。KDDIのTelehouse Osakaでの接続拠点開設により、西日本地域の企業がAWSの生成AIサービスを含む様々なクラウドサービスへの高速かつ安全なアクセスが可能となるだろう。

AWS Direct Connect接続拠点開設に関する考察

KDDIによるAWS Direct Connect接続拠点の開設は、西日本地域におけるクラウドサービスの利用促進に大きな影響を与えることが予想される。特に大阪を中心とした関西圏の企業にとって、低遅延でセキュアなAWS接続環境が整備されることは、デジタルトランスフォーメーションを加速させる重要な要素となるだろう。

AWS Direct Connect接続拠点の開設により、大規模なデータ転送や生成AI活用におけるネットワークの安定性が向上することが期待される。一方で、接続環境の整備に伴い、セキュリティポリシーの見直しやネットワーク構成の最適化など、企業側の対応も必要となってくるはずだ。

今後はAWS Direct Connect接続拠点を活用した新たなビジネスモデルの創出や、地域のデジタル化促進への貢献が期待される。特にWAKONXとの連携により、AIを活用したサービスの開発や提供が加速し、企業の競争力強化につながる可能性が高いだろう。

参考サイト

1. ^ KDDI. 「Telehouse Osakaに「AWS Direct Connect」への接続拠点開設｜2024年｜KDDI株式会社」. https://biz.kddi.com/topics/2024/news/014/, (参照 24-12-20).

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