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キヤノンITSがIDaaS「ID Entrance」の新機能を発表、パスワードレス認証とアカウント管理の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • キヤノンITSがIDaaS「ID Entrance」の新機能を発表
  • パスキー認証とIDプロビジョニングを追加
  • 12月19日より新機能の提供を開始

ID EntranceにパスワードレスとIDプロビジョニング機能を追加

キヤノンITソリューションズ株式会社は、ID管理やシングルサインオンなどの一元管理を目的としたIDaaS「ID Entrance」に新たなオプションサービスを2024年12月19日より提供開始すると発表した。ID EntranceはクラウドサービスへのログインIDやパスワードを統合管理し、50以上のクラウドサービスとの連携が可能となっている。[1]

新機能のパスキー認証は、従来のパスワードに代わる認証方法として指紋認証や顔認証、PINコードなどを使用することで、パスワードのやり取りが発生せず認証情報の漏えいリスクを大幅に低減することが可能となった。IDプロビジョニング機能により、管理者の運用負荷を軽減することが実現されるだろう。

ID Entranceの基本ライセンスは1IDあたり月額150円から提供されており、新機能のパスキー認証とIDプロビジョニングはそれぞれ1IDあたり月額50円で利用可能となっている。これらの機能追加により、クラウドサービスのアカウント管理における効率性と安全性が向上することが期待される。

ID Entranceの新機能と価格まとめ

サービス名 価格(税別) 提供開始日
基本ライセンス 150円/ID 提供中
クライアント証明書 200円/デバイス 提供中
ActiveDirectory連携 100円/ID 提供中
パスキー認証 50円/ID 2024年12月19日
IDプロビジョニング 50円/ID 2024年12月19日

IDaaSについて

IDaaSとは、Identity as a Serviceの略称で、クラウド上でID管理やアクセス制御を提供するサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 複数のクラウドサービスへのシングルサインオンを実現
  • アクセス権限の一元管理が可能
  • 多要素認証などの高度なセキュリティ機能を提供

IDaaSはクラウドサービスの普及に伴い、企業のID管理における重要性が増している。ID Entranceは50以上のクラウドサービスとの連携が可能で、パスキー認証やIDプロビジョニング機能の追加により、より安全で効率的なID管理を実現している。

参考サイト

  1. ^ キヤノンITソリューションズ株式会社. 「クラウド型統合ID管理サービス「ID Entrance」の機能を拡張|ニュースリリース|キヤノンITソリューションズ」. https://www.canon-its.co.jp/corporate/newsrelease/2024/pr-1218, (参照 24-12-20).

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