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ファミリーマートが中食商品の値下げシールを涙目デザインに変更、2025年春から全国展開で食品ロス削減を強化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ファミリーマートが中食商品の値下げシールを涙目デザインに変更
  • 2025年春から全国展開で年間3,000トンの食品ロス削減を目指す
  • 実証実験で値下げ商品の購入率が5ポイント向上

涙目キャラクターの値下げシールで食品ロス削減へ

ファミリーマートは2024年12月25日、おむすびや弁当などの中食商品に貼る値下げシールのデザインを涙目のキャラクターとメッセージを入れたものに変更することを発表した。全国展開は2025年春を予定しており、値下げ商品の購入率向上による食品ロス削減を目指している。[1]

東京都と神奈川県の一部店舗で2024年10月30日から11月26日まで実施した実証実験では、涙目の表情をしたおむすびのイラストと「たすけてください」のメッセージを掲載した値下げシールを導入した結果、購入率が5ポイント向上する効果が確認された。全国展開により年間約3,000トンの食品ロス削減が見込まれる。

ファミリーマートは環境の中長期目標「ファミマecoビジョン2050」に基づき、2021年7月から消費期限の迫った中食商品を値下げ販売する「ファミマのエコ割」を導入している。2023年度の食品ロス削減実績は2018年対比で28.9%を達成し、2030年に50%削減、2050年に80%削減を目標としている。

値下げシールデザインの実証実験結果まとめ

項目 詳細
実施期間 2024年10月30日〜11月26日(4週間)
対象地域 東京都・神奈川県の一部店舗
デザイン内容 涙目の表情のおむすびイラストと「たすけてください」メッセージ
効果 値下げ商品購入率が5ポイント向上
全国展開予定 2025年春
想定削減効果 年間約3,000トンの食品ロス削減
実証実験の詳細はこちら

食品ロスについて

食品ロスとは、本来食べられるにもかかわらず廃棄される食品のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 消費期限切れや売れ残りによる廃棄が主な原因
  • 環境負荷の増大や資源の無駄遣いにつながる社会問題
  • 小売店舗での対策が重要な課題となっている

ファミリーマートでは商品包装の改良による商品のロングライフ化や発注精度の向上、「てまえどり」の継続実施など様々な取り組みを実施している。2021年7月からは値下げ販売システム「ファミマのエコ割」を導入し、全国の9割以上の店舗で活用されることで食品ロス削減に貢献している。

参考サイト

  1. ^ ファミリーマート公式ウェブサイト. 「全国拡大決定!食品ロス削減に効果あり 「涙目シール」で購入率が5ポイントUP! ~全国展開で年間3000トンの削減見込み~|ニュースリリース|ファミリーマート」. https://www.family.co.jp/company/news_releases/2024/20241225_01.html, (参照 24-12-26).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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