コールドクターがみてねコールドクターに登園許可証発行機能を追加、オンライン診療の利便性が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社コールドクターは、家族向けオンライン診療アプリ「みてねコールドクター」において2025年1月より登園許可証発行サービスを開始した。この新機能により、診察から薬の処方、登園許可証の発行までの一連のプロセスをオンラインで完結できるようになっている。^[1]

小児科の予約が取りづらい状況や、元気な子どもを感染リスクの高い病院に連れていく不安の声に応える形で、登園許可証発行サービスの提供を決定した。医療へのアクセス性向上と感染リスクの軽減を実現し、限られた医療リソースの有効活用に貢献することが期待される。

登園許可証の発行手数料は1,100円（税込）で、医療証等の適用外となるため自費での対応となる。対象疾患にはインフルエンザ、咽頭結膜炎、感染症胃腸炎、手足口病、ヘルパンギーナ、水痘、流行性耳下腺炎、流行性角結膜炎が含まれている。

オンライン診療とは、インターネットを介して医師による診察を受けることができるサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

みてねコールドクターでは24時間365日、ビデオ通話で医師の診察を受けられる体制を整えている。処方された薬は近隣の薬局での受け取りまたは配送サービスを利用することが可能で、東京都・神奈川県では配送サービスにも対応している。

登園許可証発行サービスの導入により、小児科の混雑緩和と感染リスクの低減という二つの社会課題の解決に貢献することが期待できる。特に感染症が流行する時期には、医療機関の予約が取りづらい状況が続いており、オンラインでの対応は医療アクセスの向上に大きく寄与するだろう。

一方で、各自治体の書式に対応していない点は今後の課題となる可能性がある。保育施設によっては独自の書式を要求するケースもあり、より柔軟な対応が求められる。書式の標準化や自治体との連携強化が、サービスの利便性向上のカギを握ることになるだろう。

将来的には、AIによる症状分析や電子カルテとの連携など、テクノロジーを活用したさらなる機能拡充が期待される。特に、他の医療機関との情報共有や健康管理アプリとの連携により、より包括的な医療サービスの提供が可能になるのではないだろうか。

^ PR TIMES. 「子どもも、親も、救いたい。家族のためのオンライン診療アプリ「みてねコールドクター」新機能追加！登園許可証発行サービス開始 | 株式会社コールドクターのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000058359.html, (参照 25-01-10).

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