セキュリティ

SECURITY

公開：2025-01-10

アクシスがProxmox VEとSophos MDRを統合した次世代セキュリティソリューションを提供開始、仮想環境基盤の保護を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アクシスがProxmox VEとSophos MDRを組み合わせたセキュリティソリューションを開始
• 仮想環境基盤のセキュリティ強化と運用効率化を実現
• 24時間365日体制での監視と脅威分析を提供

仮想環境基盤向けセキュリティソリューションの特徴

株式会社アクシスは国内初のProxmoxシルバーパートナーとSophosゴールドパートナーの強みを活かし、2025年1月7日より仮想環境基盤向けの次世代セキュリティソリューションの提供を開始した。Proxmox VEの柔軟な仮想化管理機能とSophos MDR for Serverによる高度なセキュリティ監視を統合することで、企業のITインフラをさらに強化する方針だ。^[1]

近年の仮想環境基盤はランサムウェア攻撃の標的となっており、攻撃者が管理権限を取得した場合、すべての仮想マシンが暗号化され企業全体が脅威にさらされる危険性が高まっている。この課題に対し、24時間365日体制での監視と脅威分析を行うSophos MDR for Serverを導入することで、セキュリティリスクを最小限に抑えることが可能となった。

本ソリューションはアクシスの技術チームによる仮想化基盤の構築から運用、セキュリティ監視までをワンストップで提供する。オープンソースベースのProxmox VEによってコストパフォーマンスに優れた仮想化環境を実現し、Sophos MDRの包括的な保護機能によってランサムウェアからの迅速な復旧支援も可能になっている。

仮想環境基盤セキュリティソリューションの機能まとめ

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ランサムウェアについて

ランサムウェアとは、コンピュータシステムやデータを暗号化して使用不能にし、復旧と引き換えに身代金を要求するマルウェアのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• システムやデータの暗号化により業務を停止に追い込む
• 復号化と引き換えに金銭を要求する
• 仮想環境基盤全体を標的にした攻撃が増加傾向

近年の仮想環境基盤を狙ったランサムウェア攻撃では、管理者権限の奪取により複数の仮想マシンを一度に暗号化することが可能となっている。この対策としてSophos MDR for Serverによる24時間365日の監視体制と、Proxmox VEの柔軟な運用管理機能を組み合わせることで、より強固なセキュリティ対策を実現できる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「アクシス、Proxmox VEとSophos MDR for Serverによる次世代の仮想環境基盤セキュリティソリューションの提供開始 | 株式会社アクシスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000063795.html, (参照 25-01-10).

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