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MANAGEMENT

公開：2025-01-10

企業のアルムナイネットワーク構築状況と再雇用実態、月刊総務が総務担当者116名の調査結果を公開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アルムナイネットワーク構築企業は1割にとどまる
• アルムナイ採用実績のある企業が3割を突破
• 再雇用時は即戦力としての貢献を重視

企業のアルムナイネットワーク構築状況と採用動向

株式会社月刊総務は全国の総務担当者116名を対象に実施したアルムナイに関する調査結果を2025年1月8日に公開した。調査によると企業におけるアルムナイネットワークの構築率は10.3%にとどまり、アルムナイという言葉自体の認知度も限定的であることが明らかになっている。^[1]

アルムナイネットワークのメリットとして最も多く挙げられたのは再雇用の機会創出で71.6%を占め、次いでリファラル採用が50.9%となった。構築しない理由として34.7%の企業が再雇用は別途採用の一環として実施していることを挙げており、ネットワーク構築の必要性を感じていない現状が浮き彫りになっている。

一方でアルムナイ採用制度については32.8%の企業が制度があり実績ありと回答している。再雇用を積極的に行う理由として85.4%が即戦力として活用できることを挙げ、再雇用時に求めるスキルでも80.5%が即戦力としての業務貢献を重視する結果となった。

アルムナイに関する企業の意識調査結果

アルムナイネットワークについて

アルムナイネットワークとは、企業と企業を退職した元従業員で形成されるコミュニティのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 元従業員との継続的な関係構築を可能にする仕組み
• 再雇用やリファラル採用などの人材確保に貢献
• 他社での経験や知見を組織にフィードバック可能

アルムナイネットワークを構築している企業では、OB会の開催や社内報の送付、定期的な情報提供などを通じて元従業員とのつながりを維持している。このような取り組みにより再雇用の機会創出やリファラル採用の促進、他社での経験のフィードバックなど、組織の発展に寄与する多様なメリットが得られている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「アルムナイ（元従業員）ネットワークを構築している企業は1割。ネットワークで行うのは、OB会の開催や定期的な情報発信など。 | 株式会社月刊総務のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000060066.html, (参照 25-01-10).

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