SOLIZEがアジア初の3D Systems新型3DプリンターPSLA 270を導入、高速・高精細造形で製造革新へ
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記事の要約
- SOLIZEが3D Systems社の新型3Dプリンター「PSLA 270」を販売開始
- 高速造形と大型部品造形を両立する新技術を搭載
- 多様な高機能材料に対応し製造プロセスの効率化を実現
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SOLIZEが新型3DプリンターPSLA 270の販売を開始
SOLIZE株式会社は米国3D Systems社の最新3Dプリンター「PSLA 270」の販売および装置導入サポートを2025年1月9日より開始した。アジア初となるPSLA 270は3D Systemsが世界で初めて商品化したレーザータイプの光造形機SLAの技術とプロジェクターを活用した吊り下げ式光造形機Figure 4の技術を組み合わせた革新的な製品である。[1]
PSLA 270は面での固化による高速造形能力とSLAの液槽方式を組み合わせることで大型部品の造形を可能にし、Figure 4の優れた表面品質と精度を維持しながら生産性を向上させた。また300℃までの高耐熱材料や長期耐候性材料など多様な高機能材料に対応し、交換式の液槽ユニットによって複数材料の使用も容易になっている。
SOLIZEは30年以上のアディティブマニュファクチュアリングの経験を持ち、31台の3D Systems製3Dプリンターを運用している。2025年2月からは大和工場でPSLA 270の検証・製作支援および装置検討用ベンチマークの受け付けを開始し、製造プロセスの効率化とイノベーションを推進していく。
PSLA 270の特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
技術的特徴 | SLAとFigure 4の技術を組み合わせた新方式 |
造形性能 | 高速造形と大型部品造形の両立 |
材料対応 | 300℃耐熱材料、長期耐候性材料など |
導入開始時期 | 2025年1月9日 |
ベンチマーク開始 | 2025年2月 |
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光造形機について
光造形機とは、液状の光硬化性樹脂に光を照射して選択的に硬化させることで3次元の造形物を作製する装置のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 紫外線やレーザーなどの光源により樹脂を層状に硬化させて造形
- 高精度な造形が可能で複雑な形状も再現できる
- 試作品から最終製品まで幅広い用途に対応
光造形機には液槽方式のSLAと吊り下げ式のFigure 4のような異なる方式が存在し、それぞれに特徴がある。PSLA 270はこれらの技術を組み合わせることで両者の利点を活かし、高速性と大型造形能力を両立させた画期的な3Dプリンターとなっている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「3D Systemsの最新の高速・高精細3Dプリンター「PSLA 270」を導入し、装置販売・導入サポート、装置検討用ベンチマークの受け付けを開始 | SOLIZE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000113615.html, (参照 25-01-10).
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