BionicMが米国子会社を設立しパワード義足Bio LegがCES 2025でBest of Innovation受賞
PR TIMES より
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記事の要約
- BionicMが米国バージニア州に子会社BionicM USA LLCを設立
- パワード義足Bio Legが2024年8月から米国で販売開始
- CES 2025でBio LegがBest of Innovationを受賞
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BionicMの米国子会社設立とCES 2025での受賞について
BionicM株式会社は米国バージニア州ワシントンD.C.近郊に米国子会社BionicM USA LLCを設立し、パワード義足Bio Legの米国市場での販売を2024年8月より開始した。2024年9月には事業拡大のための約300万米ドルの資金調達1st closeを完了しており、米国での事業展開が本格化している。[1]
新設された米国拠点では、在庫管理能力の強化とアフターサポートの充実化を図り、米国ユーザーへのタイムリーで手厚いサポート体制を構築している。中長期的な使用を前提とする義足製品において、義肢装具士やユーザーからのリクエストに適切に対応し、包括的なサービスを提供することが可能となった。
さらにCES 2025において、Bio LegがAccessibility & AgeTech部門の最高賞となるBest of Innovationを受賞し、Innovation Awards Show Caseに特別展示されることとなった。革新性と社会貢献性が高く評価され、J-Startup/JAPAN Pavilion内のEureka Parkでも展示が行われている。
BionicMの米国展開とCES 2025受賞のまとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
子会社名 | BionicM USA LLC |
所在地 | 米国バージニア州ワシントンD.C.近郊 |
販売開始時期 | 2024年8月 |
資金調達額 | 約300万米ドル(2024年9月) |
CES 2025受賞 | Accessibility & AgeTech部門 Best of Innovation |
展示場所 | Innovation Awards Show Case、Eureka Park(Venetian Expo) |
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パワード義足について
パワード義足とは、モーターやセンサーを搭載した電動アシスト機能付きの義足のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 電動アシストによる歩行支援機能の搭載
- センサーによる動作認識と自動制御
- ユーザーの歩行パターンに合わせた最適化
Bio Legは東京大学発のロボティクス技術を応用して開発されたパワード義足であり、NEDOや厚生労働省の支援を受けて実用化された。下肢切断者のモビリティとQOL向上に貢献する革新的な医療機器として、世界最大の義足市場である米国での展開が期待されている。
BionicMの米国展開に関する考察
BionicMの米国子会社設立は、世界最大の義足市場への本格参入という点で重要な戦略的判断となっている。在庫管理とアフターサポート体制の強化により、ユーザーへのきめ細かなサービス提供が可能となり、米国市場での競争力向上が期待できるだろう。
今後の課題として、医療機器としての認証維持や保険適用の拡大、医療機関とのネットワーク構築などが挙げられる。これらの課題に対しては、現地の医療制度に精通した人材の確保や、医療機関との密接な連携体制の構築が重要となってくるだろう。
CES 2025でのBest of Innovation受賞は、Bio Legの技術力と革新性が国際的に認められた証といえる。今後は受賞を契機とした認知度向上を活かし、パートナーシップの拡大や新規市場の開拓を進めることで、グローバルな事業展開を加速させることが期待される。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「米国事業の拠点となる米国子会社設立 CES 2025にて「Best of Innovation」を受賞したBio Leg®を展示 | BionicM株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000043008.html, (参照 25-01-10).
- 厚生労働省. https://www.mhlw.go.jp/index.html
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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