IoT

アイオーティー

公開：2025-01-15

日本オートマチックマシンがIoT技術を組み込んだ全自動端子圧着機を発表、稼働データの監視機能で生産性向上を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• J.A.M.がB-EN-GのIoT技術を組み込んだ全自動端子圧着機を発表
• 設備の稼働データ取得・解析で生産性向上を実現
• インターネプコン ジャパンにて実演展示を予定

IoT技術を組み込んだ全自動端子圧着機の特徴と機能

日本オートマチックマシンは、ビジネスエンジニアリングの稼働監視システムを組み込んだ全自動端子圧着機を2025年1月末日より販売開始する予定だ。本製品は電線加工メーカーが設備の稼働データを取得・解析することを容易にし、設備の予知保全や従業員の最適配置など生産性の向上につながる画期的なソリューションとなっている。^[1]

新機能の稼働データ監視システムを搭載した全自動端子圧着機は、内蔵の送信機により稼働データをクラウド上に記録し、PCやタブレットのWebブラウザから確認することが可能となっている。送信されたデータを取得し、ブラウザ上に分析データを表示する仕組みとしてmcframe SIGNAL CHAINが採用されており、製造ラインの管理者が効率的かつ迅速に稼働状況を把握できるようになっている。

J.A.M.は、mcframe SIGNAL CHAINを自社の全自動端子圧着機に組み込んで顧客に提供することで、蓄積された様々な稼働データをアフターメンテナンスなどのサービス向上につなげることが可能となっている。製造現場では深刻な人手不足が続いており、一人の作業者が複数台の機械を管理するケースが増加しているため、本製品の導入によって業務効率の大幅な改善が期待できる。

稼働データ監視システムの機能まとめ

日本オートマチックマシンの詳細はこちら

稼働監視システムについて

稼働監視システムとは、工場や製造ラインにおける機械設備の稼働状況をリアルタイムで監視・記録するシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 設備の稼働データをクラウド上にリアルタイムで記録
• PCやタブレットから遠隔でデータ確認が可能
• 予知保全や従業員の最適配置に活用可能

製造現場では深刻な人手不足が続いており、一人の作業者が複数台の機械を管理するケースが増加している現状がある。稼働監視システムを導入することで、機械のそばに常時いることなく稼働状況を正確に把握できる仕組みを構築でき、従来の管理手法では十分に活用されていなかった機械の稼働データを効率化や改善に活用することが可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「日本オートマチックマシン、ビジネスエンジニアリングのIoT技術を組み込んだ全自動端子圧着機を提供開始 | ビジネスエンジニアリング株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000010655.html, (参照 25-01-15).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「IoT」に関するコラム一覧「IoT」に関するニュース一覧