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公開：2025-01-17

電通総研がBusinessSPECTRE XCを発売開始、クラウドDWHによる企業データの統合管理を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 電通総研がSAP BIプラットフォーム新製品を発売開始
• BusinessSPECTRE XCで企業データの一元管理を実現
• 5年間で50社への導入を目標に段階的に機能拡充

電通総研のBusinessSPECTRE XCがクラウドDWHで企業データを統合

電通総研は2025年1月16日より、SAP ERPを導入している企業向けのSAP BIプラットフォーム「BusinessSPECTRE」シリーズの新ソリューション「BusinessSPECTRE XC」の販売を開始した。本ソリューションでは、クラウドDWHを採用することで企業のビッグデータを統合的に管理し、高度なデータ分析を実現している。^[1]

2024年8月から9月にかけて実施したSAP ERP導入企業へのヒアリング調査結果を基に独自開発された本製品は、2025年6月末までにインフラやモジュールの拡充、データ転送・変換用テンプレート機能の追加を段階的に実施することで、さらなる汎用性の向上を図る計画だ。

電通総研は1995年からSAP関連ソリューションを提供しており、SAP ERPの新規導入やバージョンアップ、BIシステム構築など、累計300以上のSAP関連プロジェクトの実績を持つ。BusinessSPECTRE XCの導入目標は5年間で50社に設定されている。

BusinessSPECTRE XCの主要機能まとめ

BusinessSPECTREの詳細はこちら

クラウドDWHについて

クラウドDWHとは、さまざまなシステムからデータを収集して整理するクラウド型のデータベースのことであり、以下のような特徴を持つ。

• 複数システムのデータを統合的に管理可能
• スケーラブルな拡張性とクラウドならではの柔軟性
• 高度なデータ分析基盤としての活用が可能

電通総研のBusinessSPECTRE XCでは、SnowflakeやMicrosoft Fabric、Amazon RedshiftなどのクラウドDWHを技術基盤として採用することで、SAP ERPのデータと他の企業データを効率的に統合・管理・分析できる環境を実現している。このアプローチにより、企業のデータ活用における柔軟性と効率性が大幅に向上することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「電通総研、SAP BIプラットフォーム「BusinessSPECTRE（ビジネススペクトル）」シリーズの新ソリューション「BusinessSPECTRE XC（クロスクラウド）」を販売開始 | 株式会社電通総研のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000320.000043138.html, (参照 25-01-17).

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