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コアマイクロシステムズがHammerspace社と提携、AIやHPC向け広域データプラットフォームの展開を加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

コアマイクロシステムズがHammerspace社と提携、AIやHPC向け広域データプラットフォームの展開を加速

PR TIMES より


記事の要約

  • コアマイクロシステムズがHammerspace社と戦略的販売パートナー契約を締結
  • 広域データプラットフォーム「Hammerspace Global Data Platform」を提供開始
  • AI、HPC向けの統合データレイクソリューションを展開

Hammerspace Global Data Platformによりデータサイロの解消へ前進

コアマイクロシステムズ株式会社は、米国Hammerspace社と戦略的販売パートナー契約を2025年1月21日に締結した。Hammerspace社が開発する「Hammerspace Global Data Platform」と自社のストレージ技術を組み合わせることで、AI、HPC、HPDAなどの大規模な広域アプリケーションプラットフォーム向けの統合データレイクソリューションを提供していく方針だ。[1]

2018年に設立されたHammerspace社は、カリフォルニア州サンマテオに本社を置き、非構造化データの統合と管理に特化したプラットフォームを提供している。従来の「ストレージ中心」のインフラから脱却し、データ中心のアクセス・配置・管理を実現するアーキテクチャにより、企業のデータ活用を促進する革新的なソリューションを展開するだろう。

HammerspaceのハイパースケールNAS機能は、既存のエンタープライズNASのパフォーマンスを大幅に向上させることが可能である。ある視覚効果制作企業では、既存の32ノードのスケールアウトNASプラットフォームのスループットを2倍以上に引き上げ、レンダーファームを600ノードまで拡張することに成功した事例が報告されている。

Hammerspace Global Data Platformの機能まとめ

データサイロ解消 Hyperscale NAS Tier 0
主な特徴 データ中心のアーキテクチャ HPCレベルのパフォーマンス GPUサーバー直接接続
性能向上 効率的なデータ管理 スループット2倍以上 12.5TB/秒の総スループット
対応環境 オンプレミス/マルチクラウド 既存NASシステム ローカルNVMeストレージ

非構造化データについて

非構造化データとは、従来のデータベースで扱われる定型的なデータ形式に収まらない多様なデジタルコンテンツのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • テキスト、画像、音声、動画など多様な形式が存在
  • 定型的なスキーマやフォーマットを持たない
  • データ量が急速に増加し管理が複雑化

Hammerspace Global Data Platformは、増加し続ける非構造化データに対して効率的なアクセスと管理を実現する。既存のストレージシステムに閉じ込められたデータを解放し、AIやGPUコンピューティングのワークロードに最適化された高性能なデータ基盤として機能する仕組みを提供している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「次世代の広域データプラットフォームをダイナミックにオーケストレーションする「Global Data Platform」を開発/提供する米国企業Hammerspace社と戦略的販売パートナー契約を締結 | コアマイクロシステムズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000155989.html, (参照 25-01-21).

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