アンリツが10Gbit/s対応のPureFlow ASXを発表、クラウド時代の通信品質向上に貢献

PR TIMES より
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記事の要約
- アンリツが10Gbit/s対応の高精度帯域制御装置を発表
- 新モデルPureFlow ASXで通信品質を向上
- 通信制御機能の拡張とフロー分析機能を強化
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アンリツの10Gbit/s対応帯域制御装置PureFlow ASX
アンリツ株式会社は高精度帯域制御装置「PureFlowシリーズ」の新モデルとして、データセンターや大規模企業向けの10Gbit/sインターフェース搭載モデル「PureFlow ASX」を2025年1月27日より販売開始した。この新モデルはクラウドやSaaSの利用拡大に対応し、高精度な帯域制御により通信品質の向上を実現している。[1]
PureFlow ASXは4ポートで2回線の独立した制御回線を構築可能で、アクティブスタンバイ構成やマルチテナント構成を1台で実現することができる。強化されたドメインフィルタ機能により、QoSポリシーを容易に設定でき、高品質な通信環境を提供することが可能となった。
アンリツとSCSKは通信事業者やデータセンター事業者、金融事業者、文教ネットワーク、製造業、流通事業者などを中心に、2028年までに500台の販売を目標としている。SCSKはPureFlowシリーズの一次販売代理店として15年以上のパートナーシップを築き、累計販売台数5000台を突破した実績がある。
PureFlow ASXの機能まとめ
通信制御機能 | フロー分析機能 | アクティブ測定機能 | |
---|---|---|---|
主な特徴 | SNIの識別・学習機能 | 対象シナリオ数4倍に拡張 | 遅延・パケットロスの常時監視 |
主な効果 | クラウド・Webアプリの柔軟な制御 | 多様なアプリケーションの監視 | サイレント障害の早期発見 |
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SNIについて
SNIとはServer Name Indicationの略称で、HTTPS通信においてクライアントが接続先のホスト名をサーバに伝える機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 1つのIPアドレスで複数ドメインの運用が可能
- HTTPS通信での効率的なホスト名識別を実現
- セキュアな通信環境の構築に貢献
PureFlow ASXではこのSNI機能を活用し、ドメイン名とIPアドレスを自動で紐づけることで、クラウドサービスやWebアプリケーションの制御を効率的に行うことができる。これによりクラウド時代における通信品質の向上と安定した運用管理を実現することが可能となった。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「クラウド時代の通信品質向上へ—10Gbit/s対応 高精度帯域制御装置「PureFlow ASX」の販売開始 | アンリツ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000109169.html, (参照 25-01-29).
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