アイ・オー・データ機器が法人向けNASを2月上旬発売、RAIDeX技術搭載で信頼性とコストパフォーマンスを両立
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記事の要約
- アイ・オー・データ機器が法人向けNAS3シリーズを発売
- 2ドライブと4ドライブモデルをラインナップ
- 価格は9万4600円から53万6800円の範囲で展開
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アイ・オー・データ機器の法人向けNASシリーズ展開
アイ・オー・データ機器は、法人向けNASの新製品として3つのシリーズを2月上旬より発売する予定だと発表した。2ドライブの「HDL2-LVシリーズ」、4ドライブの「HDL4-LVシリーズ」、4ドライブでラックマウント対応の「HDL4-LVUシリーズ」をラインナップし、企業のデータ保存における高い信頼性とコストパフォーマンスを実現している。[1]
新製品は24時間常時稼働に対応した高信頼ハードディスクを採用しており、企業の重要なデータを安全に保管することが可能となっている。また、データ保護技術「RAIDeX」を実装することで、内蔵HDD2台を1つのペアとしてファイル単位でデータをミラーリングし、HDDの同時故障によるデータ消失リスクを低減することに成功した。
各シリーズの価格帯は、容量に応じて2ドライブモデルが9万4600円から25万9600円、4ドライブモデルが15万6200円から48万9500円、ラックマウントモデルが19万2500円から53万6800円となっている。標準で5年保証が付属し、最大150万円相当のデータ復旧サービスも含まれており、長期的な運用を見据えた製品設計となっている。
法人向けNASシリーズの製品仕様まとめ
HDL2-LVシリーズ | HDL4-LVシリーズ | HDL4-LVUシリーズ | |
---|---|---|---|
ドライブ数 | 2ドライブ | 4ドライブ | 4ドライブ(ラックマウント) |
最小容量価格 | 9万4600円(2TB) | 15万6200円(4TB) | 19万2500円(4TB) |
最大容量価格 | 25万9600円(16TB) | 48万9500円(32TB) | 53万6800円(32TB) |
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RAIDeXについて
RAIDeXとは、アイ・オー・データ機器が開発したデータ保護技術で、内蔵HDD2台を1つのペアとしてファイル単位でデータをミラーリングする仕組みを持つ。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- HDDペア間の稼働時間に差をつけることで同時故障リスクを低減
- 運用を止めることなくアップスケーリングが可能
- ホットスワップに対応し、HDDの交換が容易
RAIDeXはユーザーから高い支持を得ているデータ保護技術であり、従来の「拡張ボリューム」から名称を変更したものとなっている。RAID 1と比較してリビルド時間が短く、アップスケーリングにも対応しているため、企業のデータ保護において優れた選択肢となっているのだ。
法人向けNASシリーズに関する考察
アイ・オー・データ機器の新製品は、24時間常時稼働対応の高信頼ハードディスクを採用し、独自のデータ保護技術RAIDeXを実装することで、企業のデータセキュリティに対する要求に応えている。特に、HDDペア間の稼働時間に差をつける機能は、同時故障によるデータ消失リスクを軽減する画期的なアプローチとなっているだろう。
今後の課題として、クラウドストレージサービスとの連携機能の強化や、より大容量のモデルへの対応が考えられる。企業のデータ量は年々増加傾向にあり、バックアップの重要性も高まっていることから、クラウドとオンプレミスのハイブリッドな運用を視野に入れた機能拡張が期待されるところだ。
また、RAIDeX技術のさらなる進化により、データリカバリー時間の短縮やストレージ効率の向上など、企業のデータ管理における新たな価値提供が望まれる。5年保証やデータ復旧サービスの標準装備は、長期運用における安心感を提供する重要な差別化要因となっているのだ。
参考サイト
- ^ I-O DATA. 「LAN DISK(HDL2-LVシリーズ) | 法人向け2ドライブNAS(ネットワークHDD)5年保証 | アイ・オー・データ機器 I-O DATA」. https://www.iodata.jp/product/nas/general/hdl2-lv/index.htm, (参照 25-01-29).
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