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公開：2025-02-01

三菱総合研究所と山陰合同銀行が出雲市でデジタル地域通貨いずも縁結びPAYを提供開始、地域経済活性化へ向け新たな一歩

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 三菱総合研究所とごうぎんが出雲市でデジタル地域通貨を提供
• さんいんウォレットアプリで「いずも縁結びPAY」を2025年2月1日から開始
• 市内本店店舗で5%の還元率、店舗手数料は1.20%から提供

出雲市のデジタル地域通貨「いずも縁結びPAY」の提供開始

三菱総合研究所と山陰合同銀行は、島根県出雲市において地域活性化を目的としたデジタル地域通貨「いずも縁結びPAY」を2025年2月1日より提供開始することを発表した。三菱総合研究所はアルテミスビュースカイと共に2024年9月に出雲市デジタル地域通貨事業を受託しており、さんいんウォレットアプリを通じて地域通貨や行政給付などを一元管理できるプラットフォームを構築している。^[1]

デジタル地域通貨「いずも縁結びPAY」は、インターネットバンキングやクレジットカードを利用したオンラインチャージに加え、山陰合同銀行各支店やパナソニックの街のでんきやさんでの対面チャージにも対応している。利用者向けには3月末までの期間限定で初回チャージ時に200ポイントが付与され、市内本店店舗での決済時には自動還元0.5%に加えて4.5%の上乗せ還元が実施されることになった。

加盟店に対しては、市内本店店舗で1.20%、市外本店店舗で1.30%という低廉な決済手数料を設定し、各店舗の利用者像の特徴を分析したマーケティングレポートが提供される。さらに今後は出雲市が展開する給付やポイント施策、山陰の他地域における地域通貨なども利用可能になる予定である。

いずも縁結びPAYのサービス概要まとめ

いずも縁結びPAYの詳細はこちら

デジタル地域通貨について

デジタル地域通貨とは、特定の地域内での取引に限定して使用できるデジタル決済手段のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• スマートフォンアプリを活用した決済システム
• 地域内での経済循環を促進する仕組み
• 行政サービスとの連携が可能な決済基盤

デジタル地域通貨は、地域経済の活性化を目的として地方自治体や金融機関が中心となって導入を進めている決済手段である。いずも縁結びPAYのように、地域住民の利便性向上と地域内での消費促進を両立させることで、地域経済の持続的な発展に貢献することが期待されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「三菱総合研究所、山陰合同銀行と出雲市デジタル地域通貨を2/1から提供開始 | 株式会社三菱総合研究所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000050210.html, (参照 25-02-01).

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