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ゾーホージャパンがOpManager 12.8.272を提供開始、AIによる適応しきい値機能が全パフォーマンス監視項目に対応し運用管理の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ゾーホージャパンがOpManager 12.8.272を提供開始、AIによる適応しきい値機能が全パフォーマンス監視項目に対応し運用管理の効率化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • OpManagerの新ビルド12.8.272が適応しきい値機能を強化
  • ネットワークパス分析機能の強化とアラート相関ルールの追加
  • ストレージ監視機能の対応機種が大幅に拡充

OpManager 12.8.272でAIによるネットワーク監視機能が強化

ゾーホージャパン株式会社はネットワーク統合監視ツール「OpManager」の新ビルド12.8.272を2025年1月30日に提供開始した。過去の監視データを基にAIが最適なしきい値を自動設定する機能が全てのパフォーマンス監視項目で利用可能になり、システムの異常検知の精度が向上している。[1]

新ビルドでは全てのパフォーマンス監視項目で過去の監視データに基づいた監視しきい値の自動設定が可能になり、無駄なアラート通知の削減と必要なアラート通知の確実な検知を実現した。AIを活用して適切なしきい値を自動設定する機能により、異常検知の精度が大幅に向上するだろう。

さらにネットワークパス分析機能が強化され、OpManagerエージェントをインストールした装置からの監視が可能になった。ユーザーが独自のアラートルールを定義できるアラート相関ルール機能も追加され、運用管理の柔軟性が大きく向上している。

OpManager 12.8.272の新機能まとめ

項目 詳細
適応しきい値機能 全パフォーマンス監視項目で過去データに基づく自動設定が可能
ネットワークパス分析 OpManagerエージェント装置からの監視に対応
アラート相関ルール ユーザーによる独自のアラート発生基準の定義が可能
ストレージ監視 Hitachi NASなど7種類のストレージ装置テンプレートを追加
OpManagerの詳細はこちら

適応しきい値について

適応しきい値とは、過去の監視データを分析して最適な監視基準値を自動的に設定する機能のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • AIによる過去データの分析と最適なしきい値の予測
  • 予測値からの乖離を基にしたアラート通知
  • 無駄なアラートの削減と必要なアラートの確実な検知

OpManagerの適応しきい値機能は、これまでCPU使用率やメモリー使用率、死活監視の応答時間に限定されていたが、新ビルドではほぼ全てのパフォーマンス監視項目で利用可能となった。AIを活用した自動設定により、システム管理者の負担軽減と異常検知の精度向上を同時に実現している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ネットワーク統合監視ツール「OpManager」が AIによる適応しきい値機能を強化した新ビルドをリリース | ゾーホージャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000101685.html, (参照 25-02-01).

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