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日立社会情報サービスが運用設計サービスを提供開始、OpeLightサービスのラインアップ拡充でITシステム運用の効率化を促進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 日立社会情報サービスがOpeLightサービスの新メニューを追加
  • 短期間で運用項目設計を実現する運用設計サービスを提供開始
  • 運用設計テンプレートを活用し効率化を実現

日立社会情報サービスが運用設計サービスを提供開始

株式会社日立社会情報サービスは、ITシステム運用の最適化・効率化を支援する「OpeLight(オペライト)サービス」のラインアップに新メニューを2025年1月29日より追加した。運用設計テンプレートを活用して短期間でシステムの運用項目設計を行う「運用設計サービス」の提供を開始している。[1]

OpeLightサービスは休日・夜間のシステム保守にかかる負荷の軽減や問い合わせ業務の効率化、サービス一覧やSLAに基づいた運用状況の可視化を行い、ITシステムの運用をトータルで支援するサービスである。2022年のサービス化以降、官公庁や地方自治体をはじめとする公共団体、金融系、産業系の企業など多くの組織で活用されてきた。

運用設計サービスでは日立社会情報サービスの運用スペシャリストが業務開発・インフラ部門と連携し、オンサイト運用サービスやリモート運用サービスにおける運用項目について設計を実施する。SaaS型運用管理システム「OpeLightシステム」と組み合わせることで、さらなる設計の効率化が可能となっている。

OpeLightサービスの運用設計サービス詳細

項目 詳細
サービス開始日 2025年1月29日
主な対象業務 窓口業務管理、障害対応、作業依頼管理、ITシステム運用管理
管理項目 問題管理、変更管理、構成管理、セキュリティ管理
運用形態 オンサイト運用サービス、リモート運用サービス
連携システム OpeLightシステム(SaaS型運用管理システム)

SLAについて

SLAとはService Level Agreementの略称で、サービスを提供する事業者が契約者に対してどの程度のサービス品質を保証するかを提示したものである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • サービス品質の具体的な数値目標を設定
  • サービス提供者と利用者の合意に基づく契約
  • 定期的なサービスレベルの評価と改善

OpeLightサービスではSLAに基づいた運用状況の可視化を行うことで、ITシステム運用の品質を確保している。運用設計サービスでは、SLAを考慮した運用項目の設計を行うことで、高品質なITシステム運用の実現を支援している。

OpeLightサービスの運用設計サービスに関する考察

日立社会情報サービスが30年以上に渡り培ってきたITシステム運用のノウハウを活用した運用設計テンプレートの提供は、システム運用の効率化において大きな価値を持つものである。特に運用項目の設計期間短縮は、企業のDX推進におけるスピード向上に貢献することが期待できるだろう。

今後の課題として、業界や規模の異なる企業に対してテンプレートをどのようにカスタマイズしていくかという点が挙げられる。運用設計テンプレートの汎用性を保ちながら、個別の要件にも柔軟に対応できる仕組みづくりが必要となってくるだろう。

将来的には、AIやデータ分析技術を活用した運用設計の自動化や最適化機能の追加が期待される。ITシステム運用の複雑化が進む中、運用設計サービスの進化がシステム運用の効率化に果たす役割は更に大きくなっていくはずだ。

参考サイト

  1. ^ 株式会社日立社会情報サービス. 「ITシステム運用を最適化・効率化する「OpeLightサービス」のラインアップを拡充:株式会社日立社会情報サービス」. https://www.hitachi-sis.co.jp/newsrelease/2025/250129.html, (参照 25-02-01).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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